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Posted by ミリタリーブログ at

2014年05月26日

TVprograms Revival


みなさんこんにちは。クーデターのニュースも落ち着いてきましたね。26日、軍総司令官プラユット氏は、国王の第一秘書にクーデター遂行の旨を書いた書簡を渡しました。また、インラック元首相、ステープ元副首相も監視付きとはいえ、釈放されました。

また、2日くらい前には地上波6局のテレビチャンネル番組も復活し、お店も普通に営業をしているようです。
どうやら、世界中で放映されている「タイ クーデター」などのニュース番組は、現地の人に見せると「どこの国の出来事だ・・・」という感じのようですよ。

今回は写真も少な目ですが、最後に現地のテレビ画面を紹介します。


普段通りの番組が写ってるようですが、右上に平和秩序維持評議会、NPOMCのロゴが入ってます。4色のロゴですが、左から赤青水黒になってますね。
陸軍、海軍、空軍、警察の意味ですね。現在放送されている物は、全てあのマークがついているようです。検閲済みという意味なのか、軍が許可をだしているという意味なのか・・・。  

Posted by みむ  at 20:19┣Thailand

2014年05月24日

Prayuth's Decision


みなさんこんにちは。まさかこの年になって、毎日くる新聞が楽しみになるとは思わなかったみむです。

さて今日は、プラユット総司令官が決断したクーデターの背景、戒厳令からクーデターまで何があったのか、そして現在は何が起きているのかを解説します。
とはいえ、タイ語が読めるわけでもなく、タイ語を聞き取れるというわけでもありませんので、国内に入ってきた情報を後釜でお伝えできるだけになってしまいます。多少新鮮感は薄れると思いますが、ご了承くださいませ。

【戒厳令】
5月20日に出た戒厳令は、タイの国家平和秩序維持評議会が発令した物です。中でもとりわけ陸軍の声が強いことは言っておきましょう。タイという国では、約30万5千の兵力のうち、約19万人が陸軍兵士です。ということはタイ王国軍全体の総司令官は歴代陸軍人が務めてきました。評議会の委員長は、ご存知の通りプラユット・チャンオチャーその人が務めています。

評議会は、このまま半年以上続いてきたデモが激化し、対立が続けば国民に更なる犠牲者が出ると考え、戒厳令を発令。
恐らくこの時、16日ごろに反政府デモを率いていたステープ元副首相が「19日から最後の戦いを始める」と発言していたことも評議会の心理には作用しているのだと思います。
ステープ元副首相は、通称PDRC、人民民主改革委員会という民主党の過激派組織を率いている超タカ派の人物です。その過激派人物が「最終決戦」を宣言したとあれば、制止にかかるのは当然の決断だったと思います。

さて、戒厳令2日目の22日、評議会は、「反タクシン派」「親タクシン派」両派の幹部を呼び出しました。話し合いの場を設けるためです。両派が暴力的にぶつかるのではなく、お互いに会議の席で話し合いをするという場を設けたのは国家の軍隊として素晴らしいことだと思います。
呼びつけられたのは両派合計7組織。親タクシン派では反独裁民主戦線(赤シャツ隊)等、反タクシン派ではPDRC等だと思います。

ところが

両派は一歩も譲りません。
親タクシン派は再選挙の実施、反タクシン派はタクシノクラシーの完全排除、タクシン派官僚の完全排除を叫んで一歩も引きませんでした。
午後4時半ごろ、協議が停滞。一向に結論が出ず、「決裂である」と判断した評議会はクーデターを起こしました。

【クーデター後】
クーデターのあった22日より、軍は王制条項以外の憲法を停止。国の全権を掌握しました。テレビ局・ラジオ局は占領され、普段の番組一切が放送中止となりました。バンコク駐在員の知り合いから届いた画像だと、

全チャンネルでこの画像が映し出され、BGMに音楽が流れているだけ、という画面だそうです。画面上のマークは、左から王国軍本部、陸軍、海軍、空軍、国家警察のエンブレムです。

10分に1度、

このような画面になり、陸軍士官がクーデターの宣言をするというシーンがうつされるそうです。

24日現在、一部の放送局で一部の番組が再開されているようです。

さて、クーデターの宣言があった時間と両派協議があった時間帯が一部かぶるということ、ニュースを見ていて気付いた方もいると思います。協議に出席していた反政府派の幹部が拘束されました。もちろんそちら側だけではありません。同日、親タクシン派、タクシンの家族官僚、インラック元首相、インラックの家族官僚(俗にいう違憲人事で選ばれた身内)や、反タクシン派のその他幹部等、約150名に出頭命令が発令。
集合した約100名は事実上軍施設で拘束されているようです。
そのことについてプラユット総司令官は、海外に対して
「クーデターは、平和と秩序の回復をするにあたって必要な決断だった。今回両派幹部を拘束したのは、自らがしたことを顧みて、自省を促すためだ」と説明しています。

また、バンコク駐在員の知り合いいわく、「そろそろ国王陛下の仲裁が入るのだが、容体があまりよくないと噂されている。今日(24日)あたり、プラユットがフアヒンにいる国王へ謁見にいくだろう」とのことです。
これは、事後承諾を得ることで、クーデターを正当化する狙いもあるだろうと国内メディアは言っております。

・・・が、本当にそうなのでしょうか。

プラユット総司令官は、女王の親衛隊である第21歩兵連隊出身であることもあり、忠実な王党派です。タイ王国のTV番組に出演した際、大学教授の王制に批判的な発言に対し、「王制が嫌ならタイから出ていけ」と叱責したことでも知られています。
そんなプラユット氏は、国王の国民を一番に考えるというご心理をくみ取ったのではないだろうか?ご高齢なプーミポンアドゥラヤデート国王のお体を考え、混乱が続く国をこのままにしておけんと、評議会に訴えたのではないだろうか?

と、国内メディアの発表したニュースの断片的な知識を組み立てて、稚拙な想像をしてみた次第であります。
国王は、タイ王国になくてはならない象徴です。国民に愛される国王と、守るべき国民のことを考えての決断だったのではないだろうか、と思うのであります。


現在の国内メディアは、「クーデター、独裁、軍事政権」ということに特別な恐れを抱いているのでしょう。デリケートな話題ですので、それも仕方ない。ただ、軍の主張やタイ王国国民の意見を一切書かずに「大変遺憾」「残念である」「早期民政移行を」などと書き連ねるのはどうかと思います。


あ、ちなみにタイ国民は、バンコクにいる人はクーデターをおおむね歓迎しているようです。北部、東北部のインラック派の人々と、南部のステープ派の人では意見が違うという話もあります。今後のタイから目を離せません。

  

Posted by みむ  at 15:50┣Thailand

2014年05月23日

From Martial Law to Coup 2014



皆さんこんばんは。今日は、ひときわシリアスなみむです。
さて、もうご存知のこととは思いますが、タイ王国で2014年5月22日、クーデターが宣言されました。


事のきっかけは2013年11月、インラック首相率いるインラック政権が、クーデターにより政権を奪われ国外に亡命しているタクシン元首相も対象になっている「恩赦法案」を可決したことに始まります。

国民はそれに反発。翌年2014年1月13日には反政府デモ隊がバンコクの主要道路を封鎖する「Bankok shut down」を決行。同月22日にはバンコクとそのほか周辺地区で非常事態宣言が発令されるほどになりました。
2月2日の総選挙投開票では、各地でデモ隊による妨害を受けて投票が中止になる投票所も多く出てきてしまいます。
3月に非常事態宣言は解除されましたが、4月2日、インラック首相の高官人事が違憲であるという上院議員の訴えを、憲法裁判所が受理。5月7日、違憲判決が下され、インラック首相は閣僚9人と共に失職しました。

これで事態は収まらないのがタイという国です。当たり前のことですが、政治混乱が起きてしまうのです。

親タクシン派の反独裁民主戦線


反タクシン派の民主市民連合、民主党人民民主改革委員会



両派の対立が続き、緊張が続いていたタイ王国国内。そしてついに、治安維持を目的とした戒厳令を発令。追って昨日22日、クーデターとなったのです。宣言者である陸軍最高司令官プラユット以下王国軍は、簡単にまとめるとこのように発令しています。

バンコクや郊外で発生している暴力により無実の市民が死亡し、傷ついている。この状況が続けば、国の安全・国民の生命、財産に深刻な影響を及ぼす恐れがある。
よって、陸海空軍・国家警察からなる国家平和秩序評議会は、午後4時半を持って国王に関する条項以外の憲法を停止し、行政権を掌握した。
ついては、夜間に外出することは禁止とし、禁止時間に外出する者に関しては、軍・警察が必要な措置を取ることができるとする。
また、国内のテレビ局・ラジオ局に関しては、当面の間は評議会から発せられる情報のみを発信することを命ずる。
さらに、5人以上の集会を禁ずる。反政府デモや、政権支持派の集会は解散し、帰宅すること。


これを受けて、国内で開かれていた集会参加者やデモグループ等は、軍の用意したバスなどで移動を始めている模様です。
気になる国内邦人ですが、今のところけが人等のニュースは見かけませんでした。大使館は外出を控えるよう、等の呼びかけを始めています。

実は、戒厳令が発令されたあと、軍は政権官僚やステープ元副大統領、デモ隊幹部等を呼び出して平和的話し合いの場を設けていたのですが、選挙のやり直しを求める政権側と、「そんなことより政権改革が先」と叫んだ反政権側の対立を見た軍はクーデターを決断したようです。

かつて割れた国を仲裁した現ラーマ9世も、力が弱まっているようですし、この先のことをかんがえても軍のクーデターは正解だったのではないかと思います。

もちろん、血が流れなければ、ですが。

2014年5月23日追記
これからも、追加情報ありましたら追記していきますので、お楽しみにどうぞ。
今回は、テレビで繰り返し放送されている司令官が並んだ写真を紹介します。


上が戒厳令発令時、下がクーデター宣言時の写真です。
左から、国家警察、空軍、陸軍、海軍、陸軍と並んでおるのですが、特に中3人を紹介します。
陸軍総司令官プラユット・チャンオーチャー

一番真ん中にいる人で、陸軍で一番偉い人です。国防専門学校、チュラチョームクラオ陸軍士官学校を出てる超エリートです。
第21歩兵連隊で女王警護の任に就いて1年後、彼は第二歩兵師団の副司令にまで上り詰めました。さらに3年後、第2歩兵師団が属する第1軍管区の副司令官となり、、、とこれだけ書いてもエリートだってことはわかってくれると思います。


右に控える海軍総司令官ピーパタナーサイです。
彼のことはよく知りませんが、よく写真で顔を見ます。


左に控える空軍総司令官プラチン・チャントーンです。

正直、一番左の警察の人と一番右の陸軍の人は名前も顔もよく知りませんでした。



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Posted by みむ  at 02:26┣Thailand

2014年05月06日

Royal Thai Army's Gas Masks


みなさんこんにちは。暑くなったり急に温度が下がって寒くなったり。嫌な気候が続きますね。みむにとっても、これから最大の敵である夏が到来することにうんざりしております。それでも亜熱帯のタイが大好きなんですが。

さて今日は、服・装備・ヘッドギア・靴以外の装備品、ガスマスクを紹介いたします。

数多の回数政変を迎えているタイ王国では、その都度デモやクーデターが勃発。民衆に向けて軍や警察が銃を向けたり、時にはお互いで銃を向けあうこともしばしばあります。その時、できれば実弾で撃ち殺すのではなくて生け捕りにしたいというのが人間である以上当然の感情だと思います。

何が言いたいのかと言いますと、催涙弾を使う局面が多いということです。日本人でありながらタイに渡った鑑識捜査官、戸島大佐も、タイで催涙ガスを浴びています。呼吸もできなくなり、目はまず開けられない。人を無力化するには絶好の手段と言えます。

催涙弾を撃つ側がどのようにガスを防御しているかというと、ガスマスクです。タイでは様々なガスマスクが使われております。

冒頭の写真の別角度ですが、奥の兵士はM17、手前はMCU-2のようなシングルアイピースのマスクをつけております。


これもちょっと前の南部騒乱時の写真です。どういう配備形態なのかわかりませんが、実にバラバラな固体だということがわかるでしょうか。M17は少し前のガスマスクですが、

M40もあります。クーデター時の写真。

現在のところ、M50やS10等、人気のガスマスクは確認できてませんw

・・・と思ってたんですが、S10ありました。ベレーも装着していてなかなかシュールな写真ですねw
5月16日訂正
同士焼き鳥太郎より情報提供がありました。こちらS10に似ていますが、同AVON社製のFM12レスピレーターのようです。CT12とかSF10とか色々あってよくわかんねえよイギリスガスマスクは・・・orz



M17のWikipedia(En)の記事で偶然見つけましたが、タイの海兵隊の写真のようです。どっかから輸入したのかDPM迷彩の防護フードがついてますね。

これから、益々たくさんの防護品が採用されるであろうタイ。本当は争いなんて起きないほうがいいのですが、なんとなく軍備の拡充は楽しみに見てしまいますね。

5月16日追記
本記事で紹介しておりますM17ガスマスクは、水分補給チューブがついておりますのでA1かA2だという情報が同志焼き鳥太郎よりよせられました。ありがとうございます兄貴。
  

2014年05月02日

Royal Thai Army Combat Bible Part4


みなさんこんにちは。暑い日が続いてます。これから、PJ等の装備でサバゲがやりにくくなるなぁと思うと残念ですが、逆にタイ軍の装備が本番になると思うと喜ばしいですね。

さて今日は、タイ王国陸軍軍曹初級編といたしまして、微章の種類・つけ方を解説いたします。軍隊というのは実に様々な記章がありまして、タイでもそれは例外ではありません。また、記章配置のルールというのもありますので、それらを全て頭に入れるのはとても大変です。とはいえ、僕も軍隊規則の本を持っているわけではありませんので、細かいルール(角度・位置等)についてはここでは述べません。

【階級章】
軍隊には階級があります。それによって給料が決まり、上下関係が決まるものです。よって、軍装ゲーマーにとっては階級を重視する人もいると思います。1年たったから階級を一個上げようとか、そういう遊びもできるでしょうし。

【兵】
士官学校に入学した設定にしたい場合、兵ではなく下士官、士官から始まるそうですので、ここはあまり関係がありません。
兵の階級章は3つです。




上の写真から、一等兵・兵長、伍長、軍曹の物です。一等兵と兵長は階級章がかぶります。

ところが階級は5つあります。
下から、「二等兵」「一等兵」「兵長」「伍長」「軍曹」と呼ぶことにします。というのも、イギリスやアメリカ準拠の階級とは呼び方が若干異なるので。

付ける位置は、襟ではなく腕です。左腕だけに着けることが多いようです。とんがりを袖に向けます。

【下士官~】
それ以上は左側の襟に着けます。陸軍の場合はとんがりが上に来るように付けます。海兵のように傾けません。


まだあんまり種類を持っていないのですが、一枚目は一等准尉、二枚目は大尉の物です。

三人とも一等准尉ですね。ちなみに、英語でタイの階級を調べると肩エポーレット階級章の画像が多く出てきますが、それは常勤服に着ける階級章のことなので、ここでは触れないことにします。つまるところ、ロシア軍の肩エポーレットがついてた頃のように、迷彩服では肩に階級章を付けないぞということを覚えておきましょう。
タイ軍の下士官以上は迷彩服では襟
、テストに出ます(笑)

【資格章】
さて、軍隊には色々資格もあります。簿記やシスアドみたいなものです。違うのは、持っている資格はパッチにして身に着けるというところでしょうか。資格には色々あります。レンジャー記章、降下章、ダイバー章、飛行士章等々。
ここでは、そのうちよくミリフォトで見かける降下章とレンジャー章を解説いたします。


僕がわかりやすく作り直した大尉の野戦服です。番号を振ってみました。①番は最初に解説した階級章、②は兵科章です。歩兵科の物を付けています。

【③:レンジャー記章】
レンジャー記章は、レンジャー訓練を終えた兵士に支給され、多くは右胸に着けます。右胸の、ネームテープ(僕の服はまだネームテープを作ってないので貼ってませんが、右胸ポケットの上辺に沿うように付けます)の上に着けます。
タハーン・プラーン等の陸軍関係の部隊だけでなく、国境警備警察等でも一部着用が確認できました。



【④:降下章】
降下章は、空挺降下訓練を終えた兵士に支給され、多くは左胸に着けます。降下の回数?で資格のランクが決まっており、通常降下記章・上級降下記章・最上級降下記章(英語ではBasic/Senior/Master)があります。

パラシュートに柏葉・星は最上級の物です。星だけの場合上級、何もない場合は通常です。

こちらは常勤服用の物ですが、陸軍用の上級降下記章です。

また、例外として、

国王警護のウィングもあります。正直これはどういった内容の訓練なのか見当もつかないです・・・。

さて、今回はこんなところにしたいと思います。ほかに知りたいパッチ等ありましたら、リクエストください。知っていれば、解説します。

  

2014年05月01日

RTMC Combat Bible Part1


みなさんこんばんは。陸軍の入門編、大変好評でありがたく思っております。また、コメントも毎日のように届くので、自分のブログを見返すのが楽しみで毎日が楽しく思っております。閲覧者の皆様には深く感謝いたします。これからも、充実した内容の記事を書けるように日々精進してまいりますので、閲覧・声援をよろしくお願いいたします。

さて、堅苦しい挨拶はこの辺にしましょう。前回までで、陸軍の入門編は一旦終わりです。初級編といたしまして、微章の種類・つけ方なんかを解説しようと思っておりますので、お楽しみに。

今日からは、しばらく海兵隊の入門編を書こうと思います。理由は、アキバのカミカゼさんで海兵隊の服を入手した方が不特定多数いるようなので。

タイ王国海兵隊の大きな特長は、左胸の刺繍だと思います。

何と書いてあるかというと、まんま「海兵隊」と書いてあります。นาวิกโยธินです。発音はよくわかりません。カタカナで書いたところで、それを口に出してもそれは日本語タイ語ですしね。
彼らがよく着用するウッドランドデジタル迷彩は海兵隊独自の物のようで、海軍も着用するのかはわかりません。宿題とさせてください。

また、襟に着ける階級章は、下士官の場合は90度横に傾けます。どのようにするかと言いますと、


若干わかりにくいですが、90度傾いてますよね。陸軍なら、

こうつけるんですが(汚い絵ですみません・・・)、この記事一枚目の写真でもわかるように、90度内側(外側に向ける人もいるようです)に向けます。尉官より上の階級章は線・星で表現されるので傾きは無くなります。

なので、海兵隊をやるときに階級を下士官に設定する場合は気を付けましょうね。これさえ気を付けていれば、調べずに「自己流タイ軍です」と言っている人に差をつけることができるでしょう。


さて、他に気を付けることと言えば、フラッグパッチですが、陸軍の入門編で説明はしたので簡単に説明します。

海軍の軍旗は中央に白象のいる物なので、それは間違えないようにしましょうね。

次に、装備です。と言っても、僕も専用の装備を持っているわけではありませんので、代用品とできる物を紹介する程度でございます。ご了承ください。

タイの海兵では、基本陸軍と同じウェビング装備を使用可能です。また、海兵隊では昔からTLBVの人気が高く、官給品として製造されているようです。

でもデジタル迷彩のTLBVなんてタイ行かないとないよ・・・と心配されてる皆さん、心配はいりません。

ウッドランドがデジタルに変わる前の海兵は、ウッドランドの物も着用しております(当たり前だ
少し米軍の物と形が違うような気がしますが、十分代用が聞きます。



今日解説したことを総括しますと、
・タイ王国海兵隊は胸に刺繍の入った服を着る
・タイ王国海兵隊はウッドランドがお好き
・タイ王国海兵隊はTLBVがお好き
・タイ王国海兵隊の下士官は階級章を傾ける
・タイ王国海兵隊のフラッグパッチは象さん入りを選べ
・・・と、こんなところでしょうか。代用代用は聞きますが、服くらいは刺繍入りをてにいれましょうね。