2019年03月28日
KWA Tavor TAR-21 レビュー③(マガジンのお話)
坂系アイドルにドハマリしてしまいました。みむです。
KWAのTavorが発売されてから結構経ちましたね。どうも、私がこのレビューを書き始めて結構見てくださる方がいるみたいでして、コメントも数件いただきました。
本日は、その内の1件にお答えしたいと思います。
SIN様
初めまして。 KSCタボールを検索しててここに辿り着きました。 レビュー拝見させて頂きとても参考になります。 こちらは厳密にはKWA製との事ですが 日本のガスでも作動はしますでしょうか。 是非作動等に関するレビューも期待しております。 (私もKSC版が出る前に多分買います)
ありがとうございます。
日本のガスでも問題なく動きます。寒さにはあまり強くないようですが、その分感じた印象としては「寒くなければガツガツ動く」ですかね。
まだゲームに持っていってませんので、初速等は不明。前述の理由により、弾速系の優先度がだいぶ下がってます。
それから、この質問には「KSCのマガジンは使えるのけ?」というニュアンスも含まれているなと判断しましたので、買ってまいりました。

同梱されてたマガジンはIWI準拠のポリマーっぽいマガジンであまり好きくなかったのですが、M16タイプ用のKSC純正マガジンを購入して装着しました。さすが、妙なガタ等ありません。若干前後にカタカタ動く感はありますが、十分「仕様です」と納得できるレベルです。

このミリタリーな見た目大好き。実マグも持っていますが、あの質感がGBBライフル用のマガジンだと出しにくいのが惜しいところです。

マガジン上部のアップです。かなりしっかりしており、ずっしりと重いです。89GBBも含めてGBBライフルばっかり使ってるので、マガジンだけでこの重さかよってところがネックです。
余談ですが、先日東京サバゲパークに遊びに行ってきました。イーグルのガンケースに89GBBとS&TのM870、G17とそれらのマガジンを詰めてみたのですが、ガンケースだけで総重量が15㎏くらいありそうでした。遊びに行って筋トレしてるみたいだったよまったく。
最後ですが、KSCのマガジンは空撃ちモードとかあんのか?と疑問に思った私は、ヤフー知○袋等を調べてみました。
【質問者】
KSCのM4には、空うちモードはありますか?
【回答者】
ない。ボルトストップを左手で解除しながら撃ってください。
という35億年くらいされてそうな会話しかでてきませんでした。
いやいやいや、工夫をせえや工夫を。

こんな感じで、KSCのマガジンは強制的に空撃ちモードにできます。やりかたは、BB弾を上げる弾上げを細い物で下して、できた隙間に結束バンド等を短く切ったものを斜めに差し込むだけ。本職スタイルでいうところの10円玉みたいなやつ(わかる人にはわかる)。
過去のレビュー記事はこちらへ。
KWA Tavor TAR-21 レビュー①
KWA Tavor TAR-21 レビュー②
長物GBBは買って後悔しないっすね、マジで。前ちょこっとだけ持ってて後輩に投げちゃったMWSとかもめちゃんこ良かったし、買いなおそうと思ってるし、AKとかもほしいし。
今回で一応タボールのレビューは終わります。あとは、皆さん買って触ってみてください。後悔しないから、ほんと。
KWAのTavorが発売されてから結構経ちましたね。どうも、私がこのレビューを書き始めて結構見てくださる方がいるみたいでして、コメントも数件いただきました。
本日は、その内の1件にお答えしたいと思います。
SIN様
初めまして。 KSCタボールを検索しててここに辿り着きました。 レビュー拝見させて頂きとても参考になります。 こちらは厳密にはKWA製との事ですが 日本のガスでも作動はしますでしょうか。 是非作動等に関するレビューも期待しております。 (私もKSC版が出る前に多分買います)
ありがとうございます。
日本のガスでも問題なく動きます。寒さにはあまり強くないようですが、その分感じた印象としては「寒くなければガツガツ動く」ですかね。
まだゲームに持っていってませんので、初速等は不明。前述の理由により、弾速系の優先度がだいぶ下がってます。
それから、この質問には「KSCのマガジンは使えるのけ?」というニュアンスも含まれているなと判断しましたので、買ってまいりました。

同梱されてたマガジンはIWI準拠のポリマーっぽいマガジンであまり好きくなかったのですが、M16タイプ用のKSC純正マガジンを購入して装着しました。さすが、妙なガタ等ありません。若干前後にカタカタ動く感はありますが、十分「仕様です」と納得できるレベルです。

このミリタリーな見た目大好き。実マグも持っていますが、あの質感がGBBライフル用のマガジンだと出しにくいのが惜しいところです。

マガジン上部のアップです。かなりしっかりしており、ずっしりと重いです。89GBBも含めてGBBライフルばっかり使ってるので、マガジンだけでこの重さかよってところがネックです。
余談ですが、先日東京サバゲパークに遊びに行ってきました。イーグルのガンケースに89GBBとS&TのM870、G17とそれらのマガジンを詰めてみたのですが、ガンケースだけで総重量が15㎏くらいありそうでした。遊びに行って筋トレしてるみたいだったよまったく。
最後ですが、KSCのマガジンは空撃ちモードとかあんのか?と疑問に思った私は、ヤフー知○袋等を調べてみました。
【質問者】
KSCのM4には、空うちモードはありますか?
【回答者】
ない。ボルトストップを左手で解除しながら撃ってください。
という35億年くらいされてそうな会話しかでてきませんでした。
いやいやいや、工夫をせえや工夫を。

こんな感じで、KSCのマガジンは強制的に空撃ちモードにできます。やりかたは、BB弾を上げる弾上げを細い物で下して、できた隙間に結束バンド等を短く切ったものを斜めに差し込むだけ。本職スタイルでいうところの10円玉みたいなやつ(わかる人にはわかる)。
過去のレビュー記事はこちらへ。
KWA Tavor TAR-21 レビュー①
KWA Tavor TAR-21 レビュー②
長物GBBは買って後悔しないっすね、マジで。前ちょこっとだけ持ってて後輩に投げちゃったMWSとかもめちゃんこ良かったし、買いなおそうと思ってるし、AKとかもほしいし。
今回で一応タボールのレビューは終わります。あとは、皆さん買って触ってみてください。後悔しないから、ほんと。
2019年02月21日
KWA Tavor TAR-21 レビュー②
今回は、KWAのTavorに、QDスイベルはつくのか?というお話と、その他本場イスラエルの地で生産されているアクセサリー等を紹介いたします。等とかいって1個しかないんですけど。

KWAのTavorには、2か所のQDアタッチメントがついています。しかしながらわたくし、今までQDスイベルやQDスリングを使ったことがなかったので、どういう穴にどういうパーツを付けることができるのかわからなかったわけです。
そのため、KWAのTavorを初めて箱から取り出したとき、
「この銃はどうやって背負えばいいんだ・・・?」
と思ってしまったわけです。ひたすらタイ軍の写真を見て、イスラエル軍の写真を見て、ようやく突き止めたのはどうやらこの穴にはQDスイベルというのを付けることができるようだぞ、ということでした。
というわけで、さっそくですが買ってきましたマルイのQDスイベル。

フロント

リア
スイベルにはこだわらなかったのでマルイの物を懸けで買ってみました。取付可能かわからなかったのと、マルイなら安心だろうという考えです。結果は大成功でした。

これで安心して背負うことができます。今までタンスの肥やしになっていたIsraeli Weaponsのスリングを付けました。このスリングですが、

一番左の人がわかりやすいと思いますが、このスリングには特徴的な小さいポケットがついています。調整具なんかを入れることができるやつですね。


よく見ると、タイ陸軍のTavorはみんな同じスリングがついています。おそらくですが、TAR21本体、M21、スリング、その他諸々セットで調達したんだと思います。

んー、調達先はどこなんでしょうねぇ。IWIから直接買ったんですかねぇ。

ついでですが、前回紹介し損ねたM21の紹介です。MeprolightのM21です。ただ、当然ですがレプリカです。UFCから出てます。
集光チューブはダミーで、LR44を2本使って光ります。そのくせ、センサーはライブなので前を隠したりすると光りませんし、暗いところだとまったく役に立ちません。本物を買うと10万くらい吹っ飛んじゃうので、仕方なく乗っけています。
それから、買ったときについてた前カバーをなくすと泣きを見ます。電池すぐなくなっちゃうので。カバーはなくさないように脱落防止をしっかりしましょう。私は、こんなのを買いました。
耐衝撃性に優れたカバーです。それから、タイ軍でもこういうやつの使用例があります。

さて、今回の記事はなんだか淡々と買ったもの自慢みたいになりそうだったので、できるだけ為になりそうな内容も含める努力をしてみました。
撃ってみたとか弾速とかのお話は、また今度。

KWAのTavorには、2か所のQDアタッチメントがついています。しかしながらわたくし、今までQDスイベルやQDスリングを使ったことがなかったので、どういう穴にどういうパーツを付けることができるのかわからなかったわけです。
そのため、KWAのTavorを初めて箱から取り出したとき、
「この銃はどうやって背負えばいいんだ・・・?」
と思ってしまったわけです。ひたすらタイ軍の写真を見て、イスラエル軍の写真を見て、ようやく突き止めたのはどうやらこの穴にはQDスイベルというのを付けることができるようだぞ、ということでした。
というわけで、さっそくですが買ってきましたマルイのQDスイベル。

フロント

リア
スイベルにはこだわらなかったのでマルイの物を懸けで買ってみました。取付可能かわからなかったのと、マルイなら安心だろうという考えです。結果は大成功でした。

これで安心して背負うことができます。今までタンスの肥やしになっていたIsraeli Weaponsのスリングを付けました。このスリングですが、

一番左の人がわかりやすいと思いますが、このスリングには特徴的な小さいポケットがついています。調整具なんかを入れることができるやつですね。


よく見ると、タイ陸軍のTavorはみんな同じスリングがついています。おそらくですが、TAR21本体、M21、スリング、その他諸々セットで調達したんだと思います。

んー、調達先はどこなんでしょうねぇ。IWIから直接買ったんですかねぇ。

ついでですが、前回紹介し損ねたM21の紹介です。MeprolightのM21です。ただ、当然ですがレプリカです。UFCから出てます。
集光チューブはダミーで、LR44を2本使って光ります。そのくせ、センサーはライブなので前を隠したりすると光りませんし、暗いところだとまったく役に立ちません。本物を買うと10万くらい吹っ飛んじゃうので、仕方なく乗っけています。
それから、買ったときについてた前カバーをなくすと泣きを見ます。電池すぐなくなっちゃうので。カバーはなくさないように脱落防止をしっかりしましょう。私は、こんなのを買いました。

耐衝撃性に優れたカバーです。それから、タイ軍でもこういうやつの使用例があります。

さて、今回の記事はなんだか淡々と買ったもの自慢みたいになりそうだったので、できるだけ為になりそうな内容も含める努力をしてみました。
撃ってみたとか弾速とかのお話は、また今度。
2019年02月07日
タイ王国軍に関わる士官学校等
未来の有望な将校を育てるための士官学校というのは世界中にあります。日本にもあります。防衛大学校ですね。
タイ王国にもありまして、卒業したものについては右胸に卒業章を着用する権利が与えられます。今回は、そんな卒業章の中でもよく見かける者をピックアップして紹介いたします。尉官以上の制服や迷彩服に着用すると引き締まります。
【陸軍士官学校/Royal Thai Army Academy】

陸軍の士官を育てるための学校です。実は、この学校に入学する前にはタイ王国士官学校予科という別の過程を卒業する必要があります。このブログでもなんとなく紹介したことがある気がしますが、男性しか入学できません。
前回特集しました兵科章の中に、チュラチョームクラオ陸軍士官学校の物がありましたが、その学校を卒業すると、この卒業章を右胸のポケット中央に着用することが認められます。また、士官学校の学生には全長47㎝の短剣が授けられます。正装時には帯刀することになります。
尉官以上はほぼ全員が右胸ポケットにこの徽章がついています。
【統合幕僚監部大学/Joint Staff College】

陸海空問わず、選抜された将校に対して合同作戦教育を行い、統合幕僚監部要員としての育成させます。胸に星のマークが輝いている軍人はエリートということですね。
写真には2つ映っていますが、作りが違うだけでどちらも同じものです。着用箇所は上記2つと同じで、右胸のポケット中央です。
【海軍士官学校/Royal Thai Naval Academy】

海軍人の士官を養成するための士官学校です。海軍の将校の胸にはこの徽章が輝きます。
【警察士官学校/Royal Thai Police Academy】

タイ王国の正義を守るタイ王国警察の将校を育成するための学校です。タイでは、警察を第4の武装組織と見る動きがありますが、この学校と、入学前に過程を終わらせる必要がある士官学校予科(上記の物と同一の物)と合わせて軍と同様の訓練をするからです。
今回は、各士官学校の卒業章を紹介いたしました。
次はよく見かける職能章でも紹介しようと思います。お楽しみに。
タイ王国にもありまして、卒業したものについては右胸に卒業章を着用する権利が与えられます。今回は、そんな卒業章の中でもよく見かける者をピックアップして紹介いたします。尉官以上の制服や迷彩服に着用すると引き締まります。
【陸軍士官学校/Royal Thai Army Academy】

陸軍の士官を育てるための学校です。実は、この学校に入学する前にはタイ王国士官学校予科という別の過程を卒業する必要があります。このブログでもなんとなく紹介したことがある気がしますが、男性しか入学できません。
前回特集しました兵科章の中に、チュラチョームクラオ陸軍士官学校の物がありましたが、その学校を卒業すると、この卒業章を右胸のポケット中央に着用することが認められます。また、士官学校の学生には全長47㎝の短剣が授けられます。正装時には帯刀することになります。
尉官以上はほぼ全員が右胸ポケットにこの徽章がついています。
【統合幕僚監部大学/Joint Staff College】

陸海空問わず、選抜された将校に対して合同作戦教育を行い、統合幕僚監部要員としての育成させます。胸に星のマークが輝いている軍人はエリートということですね。
写真には2つ映っていますが、作りが違うだけでどちらも同じものです。着用箇所は上記2つと同じで、右胸のポケット中央です。
【海軍士官学校/Royal Thai Naval Academy】

海軍人の士官を養成するための士官学校です。海軍の将校の胸にはこの徽章が輝きます。
【警察士官学校/Royal Thai Police Academy】

タイ王国の正義を守るタイ王国警察の将校を育成するための学校です。タイでは、警察を第4の武装組織と見る動きがありますが、この学校と、入学前に過程を終わらせる必要がある士官学校予科(上記の物と同一の物)と合わせて軍と同様の訓練をするからです。
今回は、各士官学校の卒業章を紹介いたしました。
次はよく見かける職能章でも紹介しようと思います。お楽しみに。
2019年02月05日
タイ王国陸軍の兵科章④
今回は、国防省勤務章と、陸軍本部勤務章を紹介します。兵科と呼べるかどうかわかりませんが、すべて束ねるHQに勤務するものとして、兵科章より優先して襟に装着するため、兵科章として扱います。兵科が他にあって勤務が決定すると装着するのか、まだわかってないので今後はっきりしたらまたお伝えします。
【国防省勤務/MOD Org.】

バンコクのワット・プラケオの裏手にある国防省で勤務する軍人はこの襟章がつきます。おそらくここに詰めてる国防省勤務専門の軍人にしかつきません。というのは、国防省出入口にいる憲兵は憲兵科の襟章を付けていた記憶があるためです。このあたりも、もっと調べてみたいと思っております。
国防省は、以下の部署から構成されます。
・国防大臣室
・国防大臣常任秘書室
・タイ王国軍本部
・タイ王国軍事法廷
このうち、タイ王国軍本部においては、以下の部署が存在します。
・司令部
・統合幕僚監部
・運用部
・特殊サービス部
・教育部
司令部の中には、過去このブログで紹介した「例の部隊」も含まれています。王国軍司令部直轄なのです。
話をもとに戻しますが、徽章については王国軍のエンブレムがそのまま用いられています。
【陸軍本部勤務/Army HQ Org.】

今まで紹介してきた兵科章は、右襟に装着し、左襟には細部所属を示した所属章を装着するのですが、陸軍本部章は両襟に装着します。つまり、「陸軍本部」という兵科で「陸軍本部」に勤務しているということを意味します。ここまで細かい意味はないのでしょうが、ほかが片襟だけなのにこれだけ両襟なため、そう表記することにしました。
徽章は、タイの国章であるガルーダの杖をクロスさせたものを両襟に装着します。
自衛隊には、統合幕僚監部や陸上幕僚監部がありますよね。
【憲兵科/警務科/Military Police】
陸軍内部の秩序維持や部内犯罪の調査、交通統制等を行う兵科です。
徽章は、チャクラムに交差したリボルバー拳銃で表されます。
【情報科/Intelligence】
各種軍事情報の収集、処理、配布を適切に行う兵科です。
徽章は、交差するイナズマと矢、盾に羅針盤のコンパスローズで表現されております。
【測量科/Survey】
各種地形情報の調査、測量を行います。この兵科についてももう少し調査をしたいと思ってます。
徽章は、測量系や交差するサーベル等で表現されております。まだ実物は見たことがありませんw
【武器科/Ordnance】
小火器、火砲、車両の整備、弾薬の補給を行います。武器係や弾薬係に任命されることも多いようです。
徽章は、火炎弾で表現されております。
【陸軍士官学校/Military Academy】
陸軍の次世代を担う指揮官を養成するための学校で、正式名称を「チュラチョームクラオ陸軍士官学校」といいます。
徽章は、アカデミーの校章をそのまま取り入れており、生徒は両襟にこの徽章を付けます。
まだ実態がよくわからない兵科が多くて申し訳ありませんが、兵科の紹介はこれで終わりです。
次からは、訓練章か大学卒業章でも紹介するつもりです。
【国防省勤務/MOD Org.】

バンコクのワット・プラケオの裏手にある国防省で勤務する軍人はこの襟章がつきます。おそらくここに詰めてる国防省勤務専門の軍人にしかつきません。というのは、国防省出入口にいる憲兵は憲兵科の襟章を付けていた記憶があるためです。このあたりも、もっと調べてみたいと思っております。
国防省は、以下の部署から構成されます。
・国防大臣室
・国防大臣常任秘書室
・タイ王国軍本部
・タイ王国軍事法廷
このうち、タイ王国軍本部においては、以下の部署が存在します。
・司令部
・統合幕僚監部
・運用部
・特殊サービス部
・教育部
司令部の中には、過去このブログで紹介した「例の部隊」も含まれています。王国軍司令部直轄なのです。
話をもとに戻しますが、徽章については王国軍のエンブレムがそのまま用いられています。
【陸軍本部勤務/Army HQ Org.】

今まで紹介してきた兵科章は、右襟に装着し、左襟には細部所属を示した所属章を装着するのですが、陸軍本部章は両襟に装着します。つまり、「陸軍本部」という兵科で「陸軍本部」に勤務しているということを意味します。ここまで細かい意味はないのでしょうが、ほかが片襟だけなのにこれだけ両襟なため、そう表記することにしました。
徽章は、タイの国章であるガルーダの杖をクロスさせたものを両襟に装着します。
自衛隊には、統合幕僚監部や陸上幕僚監部がありますよね。
【憲兵科/警務科/Military Police】
陸軍内部の秩序維持や部内犯罪の調査、交通統制等を行う兵科です。
徽章は、チャクラムに交差したリボルバー拳銃で表されます。
【情報科/Intelligence】
各種軍事情報の収集、処理、配布を適切に行う兵科です。
徽章は、交差するイナズマと矢、盾に羅針盤のコンパスローズで表現されております。
【測量科/Survey】
各種地形情報の調査、測量を行います。この兵科についてももう少し調査をしたいと思ってます。
徽章は、測量系や交差するサーベル等で表現されております。まだ実物は見たことがありませんw
【武器科/Ordnance】
小火器、火砲、車両の整備、弾薬の補給を行います。武器係や弾薬係に任命されることも多いようです。
徽章は、火炎弾で表現されております。
【陸軍士官学校/Military Academy】
陸軍の次世代を担う指揮官を養成するための学校で、正式名称を「チュラチョームクラオ陸軍士官学校」といいます。
徽章は、アカデミーの校章をそのまま取り入れており、生徒は両襟にこの徽章を付けます。
まだ実態がよくわからない兵科が多くて申し訳ありませんが、兵科の紹介はこれで終わりです。
次からは、訓練章か大学卒業章でも紹介するつもりです。
2019年02月04日
タイ王国陸軍の兵科章③
前々回は戦闘職、前回では戦闘職を支える後方職を紹介しました。今回は、全体を類まれなる支援能力で陰から支える縁の下の力持ち的な兵科を紹介いたします。派手な部分からは離れますが、この兵科がなければ軍は成り立たない、重要な兵科です。
【経理科/会計科/Finance】

軍隊における経理とは、軍人に対する俸給、各物流調達における会計、軍用地確保のための地代交渉等、多岐にわたります。私が聞いて驚いたのは、「海外に派遣される際、一番最初に現地にいくのは経理だ」ということ(※1)。現地での用地確保や、糧食、水、燃料の確保をするために会計をする必要があるため、経理が一番に行く、という意味です。そのため、いざという時のための対処能力も問われるということですね。
徽章は、交差したサーベルに、タイでは神聖なものとして扱われるエラワンの象が重なった意匠です。
自衛隊では会計科という名前になっていますね。体力検定の種目に重量物運搬があるのですが、会計科が運ぶ重さは20㎏です。1億円の入ったアタッシュケース2つ分だそうです。
【総務科/Adjutant General】

総務科は、総合した任務の科、という字を書くように、全般的な業務を行います。人事、とりわけ配置に関わる業務、広報業務、部隊行事の計画についてや、基地の修繕、周辺民間人との調整等。実に様々な業務を担っているのがお判りでしょうか。しかしながら、ここまで述べた業務内容は氷山の一角。これからさらに調べなければならない兵科の一つであります。
徽章については、交差する羽ペンとサーベル、分厚い本で表現されております。総務に関わる兵科として実にりりしく、堂々としたデザインです。
自衛隊には総務科はありませんが、総務と名の付く部隊部署はあります。各駐屯地業務隊や、学校、補給処等にも総務課があるところがあるそうです。
【軍楽科/音楽科/Army Band】

音楽を持って兵士の士気を高め、音楽を持って人々を癒す。そんな花形のような兵科が、軍楽科です。専用の制服に身を包み、心を打ち震わせる音楽を披露する軍楽科は、人々のあこがれとなることも多いようですね。
徽章は、音楽を象徴するハープのデザインで表現されております。
自衛隊では音楽科という名前になっています。希望で入ることは相当難しく、ずっと同じ楽器を続けてきた、等の強みがないと入れないみたいです。有名な話ですが、駐屯地内での服装は、上下迷彩服に短靴(ローファーのような革靴)ということは知っていますか?
【法務科/Justice】

軍法会議を行う兵科です。法を知り尽くし、法に背いたり規律に違反する者を法によって裁く彼らも、また軍になくてはならない兵科です。憲兵科と協力して内部の調査も行います。
徽章は、チャクラムに罪の有無を決める天秤、裁きを下す剣で表現されています。
自衛隊には軍法会議がないため、法務科はありません。
今回は、影から軍を支える兵科を紹介しました。次回は、この3回で紹介した兵科を束ねる「国防省勤務」と、「陸軍本部」の兵科を紹介します。この2つについては兵科というより勤務章と呼べるものです。それから、私が徽章を持っていないものについてもまとめて紹介させていただきます。
【経理科/会計科/Finance】

軍隊における経理とは、軍人に対する俸給、各物流調達における会計、軍用地確保のための地代交渉等、多岐にわたります。私が聞いて驚いたのは、「海外に派遣される際、一番最初に現地にいくのは経理だ」ということ(※1)。現地での用地確保や、糧食、水、燃料の確保をするために会計をする必要があるため、経理が一番に行く、という意味です。そのため、いざという時のための対処能力も問われるということですね。
徽章は、交差したサーベルに、タイでは神聖なものとして扱われるエラワンの象が重なった意匠です。
自衛隊では会計科という名前になっていますね。体力検定の種目に重量物運搬があるのですが、会計科が運ぶ重さは20㎏です。1億円の入ったアタッシュケース2つ分だそうです。
【総務科/Adjutant General】

総務科は、総合した任務の科、という字を書くように、全般的な業務を行います。人事、とりわけ配置に関わる業務、広報業務、部隊行事の計画についてや、基地の修繕、周辺民間人との調整等。実に様々な業務を担っているのがお判りでしょうか。しかしながら、ここまで述べた業務内容は氷山の一角。これからさらに調べなければならない兵科の一つであります。
徽章については、交差する羽ペンとサーベル、分厚い本で表現されております。総務に関わる兵科として実にりりしく、堂々としたデザインです。
自衛隊には総務科はありませんが、総務と名の付く部隊部署はあります。各駐屯地業務隊や、学校、補給処等にも総務課があるところがあるそうです。
【軍楽科/音楽科/Army Band】

音楽を持って兵士の士気を高め、音楽を持って人々を癒す。そんな花形のような兵科が、軍楽科です。専用の制服に身を包み、心を打ち震わせる音楽を披露する軍楽科は、人々のあこがれとなることも多いようですね。
徽章は、音楽を象徴するハープのデザインで表現されております。
自衛隊では音楽科という名前になっています。希望で入ることは相当難しく、ずっと同じ楽器を続けてきた、等の強みがないと入れないみたいです。有名な話ですが、駐屯地内での服装は、上下迷彩服に短靴(ローファーのような革靴)ということは知っていますか?
【法務科/Justice】

軍法会議を行う兵科です。法を知り尽くし、法に背いたり規律に違反する者を法によって裁く彼らも、また軍になくてはならない兵科です。憲兵科と協力して内部の調査も行います。
徽章は、チャクラムに罪の有無を決める天秤、裁きを下す剣で表現されています。
自衛隊には軍法会議がないため、法務科はありません。
今回は、影から軍を支える兵科を紹介しました。次回は、この3回で紹介した兵科を束ねる「国防省勤務」と、「陸軍本部」の兵科を紹介します。この2つについては兵科というより勤務章と呼べるものです。それから、私が徽章を持っていないものについてもまとめて紹介させていただきます。
2019年02月03日
タイ王国陸軍の兵科章②
続けます。前回は、戦闘兵科を紹介しました。今回は、戦場を直接/間接的に支援する後方兵科のうち、主に戦闘に絡む部分を紹介します。
【補給科/需品科/Quartermaster】

補給科は、「決済→調達・管理→輸送」という物の流れのうち、真ん中の調達・管理の部分を担当します。補給科がいなければ兵士は飢えてしまいますし、壊れた武器も補給科がいなければ部品が手に入らず、治りません。また、服も市販の服を各兵士が勝手に探してバラバラな迷彩服を着ていることでしょう。私は、個人的な感想ではありますが補給科こそ軍の要の一つであると考えております。
徽章は、交差したサーベルにかみ合ったチャクラム3つで表現されております。
需品科は、自衛隊では目立たない職種ではありますが、やはり糧食・燃料・需品器材・被服の補給、整備、回収及び給水、入浴、洗濯の支援にいたるまで、自衛隊のお母さんのような仕事をしております。個人的に愛着のある職種です。
【輸送科/Transportation】

輸送科は、「決済→調達・管理→輸送」のうちまさに輸送の部分を担当します。準備された物品や戦力を目的地まで輸送する輸送科は、実は過酷な兵科なのです。敵がどこにいるやらわからない道中を、まんじりともせずに集中してハンドルを握る。彼らがいないと、兵隊は何十キロ何百キロもはなれた場所へ重いにもつを背負って徒歩で移動する必要があるのです。なくてはならない兵科ですよね。
徽章は、ハンドルを意味する操舵輪、盾に翼の生えたチャクラムという形で表現されております。尚、翼の生えたチャクラムは飛行章にもデザインが採用されています。
自衛隊でも輸送科は輸送科です。輸送隊は、なかなか過酷な訓練をするということを聞いたことがあります。
【通信科/Signal】

人間は、まだ刀で戦っているときから狼煙という方法で「通信」を確立していました。遠く離れた仲間と情報を共有しあい、戦況を我に有利な方向へ傾ける通信は、まさに「通信兵」という兵科を確立させたのです。それほど、重要なパーツと進化しました。もちろんタイ軍においても通信科は存在します。
徽章は、チャクラムに交差する電波のイナズマで表現されております。このイナズマについては、各国通信兵科で同じような意匠が採用されているようですね。
自衛隊にも通信科が存在します。有線、無線、搬送、暗号のほか、システム(電子戦、サイバー犯罪対策等)等も担当しています。
【医療科/衛生科/Medical】

軍における医療というと、第1に思い浮かぶのは衛生兵でしょうか。赤十字の名のもとに、負傷兵へ駆け寄り野戦治療を行う。そんな衛生兵は、どの兵科よりも精強だと言われることもあります。しかしながら、平時より「ちょっとおなか痛いなぁ」とか「虫歯が悪化して・・・」等、体調悪化や感冒の悩みなどを解決するためにも、医療科は活躍しているのです。具体的には、軍病院にたくさんの医官がつめており、米軍に至っては「歯科医科」という専門の兵科も存在するほどです。タイ軍の医療科に関してはそこまで細分化されてはいませんが、どこの国にも負けていない盛況ぶりを見せています。南スーダンでのPKO中には、子供の衛生事情を改善すべく、工兵科と共に派遣されたという記録もあります。
徽章については、他国と同様、「アスクレピオスの蛇杖」のデザインを採用。アスクレピオスは、ギリシャ神話に登場する名医です。タイの徽章に巻き付く蛇は、タイの上座部仏教に伝わる蛇神ナークの頭部と類似しており、そのあたりにオリジナリティを出すことで他国との差別化を図っているようですね。
自衛隊の衛生科は、衛生科部隊だけではなく、駐屯地の医務室や自衛隊中央病院へ配属され、日々変化する自衛官の体調を管理しています。
【獣医科/Veterinary】

Veterinaryという言葉、聞き覚えないですよね。私もありませんでした。発音は、「ヴェタリナリー」です。意味は獣医。タイ陸軍騎兵隊に所属する軍馬や、憲兵隊等に所属する軍用犬等のケアや、獣医学知識の提供等、もう少し調べてみないと実態がわからない活躍が多いようです。
徽章は、医療科の徽章の背後に蹄鉄が足されることで表現されております。
言わずもがなですが、自衛隊には獣医科はありません。
今回は、戦闘に関わる後方職種に加え、獣医科も紹介させていただきました。
次回は、後方兵科というよりは本部兵科と呼べる事務職を紹介します。でも、全部軍に必要な兵科ですからね。しっかりと紹介させていただきます。
ちなみに、持ってない徽章もあるのでそれは一番最後にまとめて紹介します。
【補給科/需品科/Quartermaster】

補給科は、「決済→調達・管理→輸送」という物の流れのうち、真ん中の調達・管理の部分を担当します。補給科がいなければ兵士は飢えてしまいますし、壊れた武器も補給科がいなければ部品が手に入らず、治りません。また、服も市販の服を各兵士が勝手に探してバラバラな迷彩服を着ていることでしょう。私は、個人的な感想ではありますが補給科こそ軍の要の一つであると考えております。
徽章は、交差したサーベルにかみ合ったチャクラム3つで表現されております。
需品科は、自衛隊では目立たない職種ではありますが、やはり糧食・燃料・需品器材・被服の補給、整備、回収及び給水、入浴、洗濯の支援にいたるまで、自衛隊のお母さんのような仕事をしております。個人的に愛着のある職種です。
【輸送科/Transportation】

輸送科は、「決済→調達・管理→輸送」のうちまさに輸送の部分を担当します。準備された物品や戦力を目的地まで輸送する輸送科は、実は過酷な兵科なのです。敵がどこにいるやらわからない道中を、まんじりともせずに集中してハンドルを握る。彼らがいないと、兵隊は何十キロ何百キロもはなれた場所へ重いにもつを背負って徒歩で移動する必要があるのです。なくてはならない兵科ですよね。
徽章は、ハンドルを意味する操舵輪、盾に翼の生えたチャクラムという形で表現されております。尚、翼の生えたチャクラムは飛行章にもデザインが採用されています。
自衛隊でも輸送科は輸送科です。輸送隊は、なかなか過酷な訓練をするということを聞いたことがあります。
【通信科/Signal】

人間は、まだ刀で戦っているときから狼煙という方法で「通信」を確立していました。遠く離れた仲間と情報を共有しあい、戦況を我に有利な方向へ傾ける通信は、まさに「通信兵」という兵科を確立させたのです。それほど、重要なパーツと進化しました。もちろんタイ軍においても通信科は存在します。
徽章は、チャクラムに交差する電波のイナズマで表現されております。このイナズマについては、各国通信兵科で同じような意匠が採用されているようですね。
自衛隊にも通信科が存在します。有線、無線、搬送、暗号のほか、システム(電子戦、サイバー犯罪対策等)等も担当しています。
【医療科/衛生科/Medical】

軍における医療というと、第1に思い浮かぶのは衛生兵でしょうか。赤十字の名のもとに、負傷兵へ駆け寄り野戦治療を行う。そんな衛生兵は、どの兵科よりも精強だと言われることもあります。しかしながら、平時より「ちょっとおなか痛いなぁ」とか「虫歯が悪化して・・・」等、体調悪化や感冒の悩みなどを解決するためにも、医療科は活躍しているのです。具体的には、軍病院にたくさんの医官がつめており、米軍に至っては「歯科医科」という専門の兵科も存在するほどです。タイ軍の医療科に関してはそこまで細分化されてはいませんが、どこの国にも負けていない盛況ぶりを見せています。南スーダンでのPKO中には、子供の衛生事情を改善すべく、工兵科と共に派遣されたという記録もあります。
徽章については、他国と同様、「アスクレピオスの蛇杖」のデザインを採用。アスクレピオスは、ギリシャ神話に登場する名医です。タイの徽章に巻き付く蛇は、タイの上座部仏教に伝わる蛇神ナークの頭部と類似しており、そのあたりにオリジナリティを出すことで他国との差別化を図っているようですね。
自衛隊の衛生科は、衛生科部隊だけではなく、駐屯地の医務室や自衛隊中央病院へ配属され、日々変化する自衛官の体調を管理しています。
【獣医科/Veterinary】

Veterinaryという言葉、聞き覚えないですよね。私もありませんでした。発音は、「ヴェタリナリー」です。意味は獣医。タイ陸軍騎兵隊に所属する軍馬や、憲兵隊等に所属する軍用犬等のケアや、獣医学知識の提供等、もう少し調べてみないと実態がわからない活躍が多いようです。
徽章は、医療科の徽章の背後に蹄鉄が足されることで表現されております。
言わずもがなですが、自衛隊には獣医科はありません。
今回は、戦闘に関わる後方職種に加え、獣医科も紹介させていただきました。
次回は、後方兵科というよりは本部兵科と呼べる事務職を紹介します。でも、全部軍に必要な兵科ですからね。しっかりと紹介させていただきます。
ちなみに、持ってない徽章もあるのでそれは一番最後にまとめて紹介します。
2019年02月02日
タイ王国陸軍の兵科章①
久しぶりに記事を書きます。最近は仕事を変え、趣味の方向が「蒐集」から「自作」に変わってるような気がする今日この頃です。
さて、今日はタイトルの通り、タイ陸軍の兵科章を紹介します。紹介したことあったっけ・・・ミリブロから離れすぎて忘れました。
【兵科とは?】
兵科とは、軍隊の活動における役割を分類し、人事の管理においても区別しやすくするための呼び方です。軍隊は別にてっぽう持って走ったり伏せて泥んこになって敵と戦ってるわけではなくて、軍そのものをきちんと自分たちだけで完結させるために役割分担をしています。そのため、それら役割にも呼び名があるわけです。
我が国の自衛隊にも、「職種」という呼び方に変わってはいますが、その区分は存在します。この記事では、わかりやすく?するために自衛隊に置き換えた呼び方と、英語での表現も紹介します。
【歩兵科/普通科/Infantry】

直接敵対目標と近接戦闘を行うことにより、その戦闘力を持って目標を排除する兵科です。軍事行動における「戦闘」の主役となるので、非常に華々しく見えることが多いです。また、第〇歩兵師団、などと師団規模で編成されることが多く(※1)、人員も非常に多くなっています。
徽章は、交差するライフルとクリップでまとめられた5発の弾丸で表現されております。
尚、自衛隊では「軍」ではなく「自衛組織」であるため、「歩兵」という単語がふさわしくないため(※2)、「普通科」という言葉に置き換わっております。
※1 全員が歩兵科で編成されるわけではない。
※2 あくまで俗説。公式な理由ではないので了承されたい。
【砲兵科/特科/Artillery】

圧倒的な火力をもって敵勢力を間接的に叩く兵科です。歩兵科が近接戦闘ならば、砲兵科はそれを助ける間接戦闘を行う兵科であり、「戦場の華」というと砲兵をさすことが多いようです。その装備は、自走砲、地対空ミサイル、牽引砲、対地ミサイル等、高火力なものが多いです。
徽章は、交差する大砲に擲弾で表現されております。
自衛隊では、野戦特科と高射特科に分けられていますが、タイ陸軍ではまとめられています。
【騎兵科/機甲科/Cavalry】

騎兵、というと乗馬して斥候や追撃にあたる勇ましい騎馬兵が連想されますが、現代戦における騎兵科の役割は何といっても機甲戦闘力による敵勢力のせん滅でしょう。また、戦車同志の熱いバトルはそれだけでゲームのジャンルになり、少女が戦車に搭乗してバトルするアニメもありますよね。
もちろん、騎兵の能力も消えてしまったわけではありません。王室の記念行事などにはきらびやかな衣装に身を包み、りりしい騎乗姿を見せてくれます。
徽章は交差したサーベルに蹄鉄、戦車で表現されております。
自衛隊では、「機甲」という名前に変わりました。乗馬姿は見せませんが、「斥候騎兵」の名残はありますよね。オートバイに騎乗し、華麗に偵察を行う偵察隊は、機甲科の隊員です。
【工兵科/施設科/Engineer】

「道なき方に道をつけ、敵の鉄道うち毀ち、雨と散りくる弾丸を、身に浴びながら橋掛けて、わが軍渡す工兵の、功労何に譬うべき」とは、旧日本陸軍の軍歌である「日本陸軍」の3番の歌詞ですが、工兵とはまさにその歌詞ですべて説明できる兵科です。「戦闘工兵」という言葉もあるほど、勇気と体力が要求される兵科なのです。タイ陸軍においても非常にたくましい活躍をしており、どの歩兵師団にも大隊規模で何個か工兵大隊が付随しています。
徽章は、渡河を意味する錨、そして道を切り開くための円匙と斧で表現されております。
自衛隊では、施設科に名前を変えており、地雷の敷設、渡河、開拓、掘削、敵地インフラの破壊工作、陣地構築・破壊等非常に多岐にわたる任務を持っています。
今回の記事では自衛隊で「普特機施(ふとっきし)」とよばれ、戦闘職種に相当する兵科を紹介いたしました。え?施設科は戦闘職種じゃない?
いやいやいや。
さて、今日はタイトルの通り、タイ陸軍の兵科章を紹介します。紹介したことあったっけ・・・ミリブロから離れすぎて忘れました。
【兵科とは?】
兵科とは、軍隊の活動における役割を分類し、人事の管理においても区別しやすくするための呼び方です。軍隊は別にてっぽう持って走ったり伏せて泥んこになって敵と戦ってるわけではなくて、軍そのものをきちんと自分たちだけで完結させるために役割分担をしています。そのため、それら役割にも呼び名があるわけです。
我が国の自衛隊にも、「職種」という呼び方に変わってはいますが、その区分は存在します。この記事では、わかりやすく?するために自衛隊に置き換えた呼び方と、英語での表現も紹介します。
【歩兵科/普通科/Infantry】

直接敵対目標と近接戦闘を行うことにより、その戦闘力を持って目標を排除する兵科です。軍事行動における「戦闘」の主役となるので、非常に華々しく見えることが多いです。また、第〇歩兵師団、などと師団規模で編成されることが多く(※1)、人員も非常に多くなっています。
徽章は、交差するライフルとクリップでまとめられた5発の弾丸で表現されております。
尚、自衛隊では「軍」ではなく「自衛組織」であるため、「歩兵」という単語がふさわしくないため(※2)、「普通科」という言葉に置き換わっております。
※1 全員が歩兵科で編成されるわけではない。
※2 あくまで俗説。公式な理由ではないので了承されたい。
【砲兵科/特科/Artillery】

圧倒的な火力をもって敵勢力を間接的に叩く兵科です。歩兵科が近接戦闘ならば、砲兵科はそれを助ける間接戦闘を行う兵科であり、「戦場の華」というと砲兵をさすことが多いようです。その装備は、自走砲、地対空ミサイル、牽引砲、対地ミサイル等、高火力なものが多いです。
徽章は、交差する大砲に擲弾で表現されております。
自衛隊では、野戦特科と高射特科に分けられていますが、タイ陸軍ではまとめられています。
【騎兵科/機甲科/Cavalry】

騎兵、というと乗馬して斥候や追撃にあたる勇ましい騎馬兵が連想されますが、現代戦における騎兵科の役割は何といっても機甲戦闘力による敵勢力のせん滅でしょう。また、戦車同志の熱いバトルはそれだけでゲームのジャンルになり、少女が戦車に搭乗してバトルするアニメもありますよね。
もちろん、騎兵の能力も消えてしまったわけではありません。王室の記念行事などにはきらびやかな衣装に身を包み、りりしい騎乗姿を見せてくれます。
徽章は交差したサーベルに蹄鉄、戦車で表現されております。
自衛隊では、「機甲」という名前に変わりました。乗馬姿は見せませんが、「斥候騎兵」の名残はありますよね。オートバイに騎乗し、華麗に偵察を行う偵察隊は、機甲科の隊員です。
【工兵科/施設科/Engineer】

「道なき方に道をつけ、敵の鉄道うち毀ち、雨と散りくる弾丸を、身に浴びながら橋掛けて、わが軍渡す工兵の、功労何に譬うべき」とは、旧日本陸軍の軍歌である「日本陸軍」の3番の歌詞ですが、工兵とはまさにその歌詞ですべて説明できる兵科です。「戦闘工兵」という言葉もあるほど、勇気と体力が要求される兵科なのです。タイ陸軍においても非常にたくましい活躍をしており、どの歩兵師団にも大隊規模で何個か工兵大隊が付随しています。
徽章は、渡河を意味する錨、そして道を切り開くための円匙と斧で表現されております。
自衛隊では、施設科に名前を変えており、地雷の敷設、渡河、開拓、掘削、敵地インフラの破壊工作、陣地構築・破壊等非常に多岐にわたる任務を持っています。
今回の記事では自衛隊で「普特機施(ふとっきし)」とよばれ、戦闘職種に相当する兵科を紹介いたしました。え?施設科は戦闘職種じゃない?
いやいやいや。
2018年05月13日
ベトナムに行ったタイ軍の話(覚書)
1967年、タイ軍はベトナムに行きました。
かつて何か国も巻き込んで勃発した、ベトナム戦争の派遣軍としてです。今回、ベトナム戦争に行ったタイ軍の徽章が2種類あり、どっちがどっちだったのか忘れないために一度文章に起こしておこうと思い、記事を書きました。
まず、1967年、アメリカ軍第9師団の援助の為に、2000人の兵士が送られました。それが、Queen's Cobra Regimentです。クイーンコブラというのは別名で、一般的にはRoyal thai Volunteer Regimentというそうですが、女王のコブラというのは非常にタイらしいですよね。
さて、そのクイーンコブラのシンボルがこちら。徽章というか、部隊章になっております。

そして、1968年、クイーンコブラは再編成を受けました。

2000人規模から、一挙に10,000人規模に。
連隊規模から、一挙に師団規模に拡大されました。
それが、いまだにベテランとして語り継がれることもあるRTAVF(Royal thai army volunteer force)です。別名、ブラックパンサー部隊です。

2個歩兵旅団や、数個砲兵大隊を備えた師団でした。
実は、僕もどこで見たかはっきり覚えてないのですが、現在のタイ陸軍第9歩兵師団が、ブラックパンサーの血を引いており、シンボルもブラックパンサーを採用していると聞いたことがあります。
言われてみれば、TF980のデザートデジタル迷彩服を購入した際に貼付されてた部隊章、ブラックパンサーついてるな、と。
今日はここまで。装備とか服制とかまではまだわかってませんのでまた今度。
かつて何か国も巻き込んで勃発した、ベトナム戦争の派遣軍としてです。今回、ベトナム戦争に行ったタイ軍の徽章が2種類あり、どっちがどっちだったのか忘れないために一度文章に起こしておこうと思い、記事を書きました。
まず、1967年、アメリカ軍第9師団の援助の為に、2000人の兵士が送られました。それが、Queen's Cobra Regimentです。クイーンコブラというのは別名で、一般的にはRoyal thai Volunteer Regimentというそうですが、女王のコブラというのは非常にタイらしいですよね。
さて、そのクイーンコブラのシンボルがこちら。徽章というか、部隊章になっております。

そして、1968年、クイーンコブラは再編成を受けました。

2000人規模から、一挙に10,000人規模に。
連隊規模から、一挙に師団規模に拡大されました。
それが、いまだにベテランとして語り継がれることもあるRTAVF(Royal thai army volunteer force)です。別名、ブラックパンサー部隊です。

2個歩兵旅団や、数個砲兵大隊を備えた師団でした。
実は、僕もどこで見たかはっきり覚えてないのですが、現在のタイ陸軍第9歩兵師団が、ブラックパンサーの血を引いており、シンボルもブラックパンサーを採用していると聞いたことがあります。
言われてみれば、TF980のデザートデジタル迷彩服を購入した際に貼付されてた部隊章、ブラックパンサーついてるな、と。
今日はここまで。装備とか服制とかまではまだわかってませんのでまた今度。
2018年01月20日
タイにおけるタスクフォース
タスクフォースとは、和訳すると「任務部隊」、のようになります。特殊な目的のために編成された部隊であり、目的が達成された時は解隊される。そのような組織をタスクフォースといいます。
タイにもタスクフォースがあります。以下、TFと表記いたします。
このブログでも何度か紹介しておりますが、TF980やTF90など、国内外共に存在しております。

こちらはかつて存在していたイラク派遣隊です。TF976という部隊番号がついてます。
先日、イラク派遣隊の戦闘服が手に入りました。


なんと腕章付き!とてもレアです。
海兵隊も勢力として集められております。当然、陸海空全部集められてるはずですが。

こちらはかなり前ですが、TF972(多分)という番号がついている東ティモール派遣隊です。UNAMETの活動です。

一方こちらはアフガニスタン派遣隊。TF975という番号です。デジタル迷彩服になってますね!
恐らくですが、973か974あたりにONUBの活動でブルンジに行ってる部隊があります。
前に紹介したか忘れましたが、

こちらがブルンジ派遣隊の服です。偶然か、こちらも海兵隊の服でした。

最後ですが、こちらが何度も紹介しておりますTF980。砂漠柄着て海外に行ったのは南スーダンが初めてでは無かったということは、先程のイラク派遣隊の紹介でわかったでしょう。
ちなみに、どの部隊も任務はPKO、もしくは工兵部隊による技術提供支援のようです。
タイにもタスクフォースがあります。以下、TFと表記いたします。
このブログでも何度か紹介しておりますが、TF980やTF90など、国内外共に存在しております。

こちらはかつて存在していたイラク派遣隊です。TF976という部隊番号がついてます。
先日、イラク派遣隊の戦闘服が手に入りました。


なんと腕章付き!とてもレアです。
海兵隊も勢力として集められております。当然、陸海空全部集められてるはずですが。

こちらはかなり前ですが、TF972(多分)という番号がついている東ティモール派遣隊です。UNAMETの活動です。

一方こちらはアフガニスタン派遣隊。TF975という番号です。デジタル迷彩服になってますね!
恐らくですが、973か974あたりにONUBの活動でブルンジに行ってる部隊があります。
前に紹介したか忘れましたが、

こちらがブルンジ派遣隊の服です。偶然か、こちらも海兵隊の服でした。

最後ですが、こちらが何度も紹介しておりますTF980。砂漠柄着て海外に行ったのは南スーダンが初めてでは無かったということは、先程のイラク派遣隊の紹介でわかったでしょう。
ちなみに、どの部隊も任務はPKO、もしくは工兵部隊による技術提供支援のようです。
2016年07月22日
TF980 update
お久しぶりです。初夏の季節、新緑の季節に書いた記事を最後に放っておいたところ、夏になってしまいました。
今日は、前に紹介した

この服のVer.UPを紹介です。

この服との差異はわかりますか?
階級章のつけ方が違います。
わかりやすく言えば、エポレットに通すタイプだった前期型と、ベルクロに階級章を貼り付けるだけになった後期型の違い。
よく砂漠デジタル迷彩服の使用例としてあがる工兵隊の後期型がうらやましくて、買っちゃいました。

ネームテープが迷彩生地じゃないのが納得いかないですが、そこは我慢。
同生地で作られた徽章を付けて、工兵部隊の護衛として派遣された歩兵部隊、みたいな。
何がいいって、徽章貼り付けのベルクロが広いところですよね。なんでもつけられそうな気がするぜ。

すでにCBのCIRASとCBのポーチ類の発注はかけておりますので、早いところいろいろ着装して撮影してみたいものです。
ちなみに、国連のベレーについては入手のめどが立ってませんので、どうしようか模索中です。安物はやだなーと思っておるのですが、タイ軍の物が手に入るとも思えませんし・・・。
UN向けの水色ヘルメットカバーもほしいところです。
今日は、前に紹介した

この服のVer.UPを紹介です。

この服との差異はわかりますか?
階級章のつけ方が違います。
わかりやすく言えば、エポレットに通すタイプだった前期型と、ベルクロに階級章を貼り付けるだけになった後期型の違い。
よく砂漠デジタル迷彩服の使用例としてあがる工兵隊の後期型がうらやましくて、買っちゃいました。

ネームテープが迷彩生地じゃないのが納得いかないですが、そこは我慢。
同生地で作られた徽章を付けて、工兵部隊の護衛として派遣された歩兵部隊、みたいな。
何がいいって、徽章貼り付けのベルクロが広いところですよね。なんでもつけられそうな気がするぜ。

すでにCBのCIRASとCBのポーチ類の発注はかけておりますので、早いところいろいろ着装して撮影してみたいものです。
ちなみに、国連のベレーについては入手のめどが立ってませんので、どうしようか模索中です。安物はやだなーと思っておるのですが、タイ軍の物が手に入るとも思えませんし・・・。
UN向けの水色ヘルメットカバーもほしいところです。
2016年05月01日
TF980について
こんばんは。昨日、TF980について少し触れたのですが、若干訂正がありますのでそれも含めて、紹介いたします。
TF980とは、スーダンのダルフールへ派遣された部隊であることは先日述べましたが、派遣されたのは2010年12月。9か月の任務を完遂するため、第一波が派遣されたようです。第二波が派遣されたのはいつからかまだ調べられてないのですが、彼らについても2012年には撤退が完了しているとのこと。焼き鳥先輩、情報提供感謝します。
彼らについては、装備がおおまかにわけて3パターンあるようです。時期的なものなのか、職種によるのか。

この写真に、ちょうど2パターンの兵士が写っているのでそれぞれご紹介いたします。
まずは、真ん中やや左あたりに移っているウッドランドのアーマーを来ている兵士。

こちらは、OTVの後期型とか呼ばれている物で、階級章・ネームテープ用のベルクロがついた物です。
工兵職種に多いような気がしますが、もちろん戦闘職種でも着用してます。
そして、1枚目の写真右よりに写っている独特なタンカラーのアーマー。これはLAND CIRASですね。後ろから見たときの肩周りが独特でわかりやすいですね。

米軍と見紛うばかりのフル装備。戦闘職種はまとめてLAND CIRAS型のアーマーを入れているようですが、本物なのかレプリカなのかは不明。TMCなんかのレプリカメーカーもタイ国内で活動しているようですので、微妙なところです。
ポーチなども、同系色でそろえているようですね。
あっさりと派遣タイ軍の迷彩服が手に入ってしまったので、CIRAS周りをそろえる必要が出てきてしまいました。ボーナスが吹き飛ぶw
そして最後の1パターンが、こちら。

新型サス、ベルトの組み合わせ。一番簡単です。
TF980とは、スーダンのダルフールへ派遣された部隊であることは先日述べましたが、派遣されたのは2010年12月。9か月の任務を完遂するため、第一波が派遣されたようです。第二波が派遣されたのはいつからかまだ調べられてないのですが、彼らについても2012年には撤退が完了しているとのこと。焼き鳥先輩、情報提供感謝します。
彼らについては、装備がおおまかにわけて3パターンあるようです。時期的なものなのか、職種によるのか。

この写真に、ちょうど2パターンの兵士が写っているのでそれぞれご紹介いたします。
まずは、真ん中やや左あたりに移っているウッドランドのアーマーを来ている兵士。

こちらは、OTVの後期型とか呼ばれている物で、階級章・ネームテープ用のベルクロがついた物です。
工兵職種に多いような気がしますが、もちろん戦闘職種でも着用してます。
そして、1枚目の写真右よりに写っている独特なタンカラーのアーマー。これはLAND CIRASですね。後ろから見たときの肩周りが独特でわかりやすいですね。

米軍と見紛うばかりのフル装備。戦闘職種はまとめてLAND CIRAS型のアーマーを入れているようですが、本物なのかレプリカなのかは不明。TMCなんかのレプリカメーカーもタイ国内で活動しているようですので、微妙なところです。
ポーチなども、同系色でそろえているようですね。
あっさりと派遣タイ軍の迷彩服が手に入ってしまったので、CIRAS周りをそろえる必要が出てきてしまいました。ボーナスが吹き飛ぶw
そして最後の1パターンが、こちら。

新型サス、ベルトの組み合わせ。一番簡単です。
タグ :タイ軍
2016年04月29日
V.show in 2016 march part1
こんばんは。忙しすぎて若干病んできたみむです。下っ端って忙しいですねー。ここで、出世して楽したいと思うのかそれともつぶれてやめてしまうのか。僕は前者を選ぶと思いますが後者を選ぶ人も大勢いるんでしょうね。その気持ちはわからなくないです。
さて、今日はVショーの戦利品紹介です。いまさらかよ!
でも今日は、でかい物多いですよ。そのでかい物を一枚に集約してしまったのがこちらの写真。

どうですこれ!!念願かなってTF980のダルフール派遣隊の服を手に入れてしまいました!!
TF980についてはまだこのブログで述べたことはなかったので今度単体で紹介記事を書きますが、軽く紹介しますと、
アフリカ、スーダンのダルフールに派遣され、平和維持活動や井戸掘りの技術支援などをするタスクフォースです。
タスクフォースと名前がついているので、当たり前ですが多種多様な人材が集められています。
確認した限りでは、陸軍の中でもまず工兵が井戸掘りなどの支援をしていますし、バンコク周辺をHQとする普通科部隊である第9歩兵師団の機械化部隊なんかが出ているようです。たぶんそれだけじゃないと思います。
また、海軍からの派兵(であろう写真)もあるので、おそらく3軍から少しずつ兵を出しているのだと思います。

という感じ。
どっかで見たことあるけど、どことも似ているわけじゃないデザートピクセル迷彩の服を身にまとうのが一応の特徴ではありますが、スーダンに派遣されていた初期のほうでは

普通のデジタルで参加していたこともあります。最初はスーダン派遣部隊とか呼んでたなぁ・・・w
今回手に入れたのは、最初から「第9歩兵師団第2機械化歩兵中隊60mm迫撃砲小隊」のパッチがついてました。
また、右袖にはダルフール派遣隊第2波部隊の統制パッチがついています。現在ダルフールに行ってるのがたぶん第2波なんだと思うんですが、資料がなく詳しくわかってないです。
それと、長らくかけていたタイ最新ウェビング装備のパーツである、救急品ポーチを手に入れました。左下のやつです。マガジンポーチと比べると、若干形が違いますので、今度写真にとって紹介したいと思います。
また、これも新しい迷彩柄の装備なのですが、右の八角帽。これは近年タイ海軍が採用を始めたらしい新デジタル迷彩の帽子です。
陸上部隊ではなく、海上勤務の部隊が使用する迷彩なのだと思います。

この写真だとカラーのフラッグパッチを使っておりますが、どう考えてもこの服に使うんだろうなっていうカラーリングのサブデュードパッチを焼き鳥先輩が持っているそうです。

タイ海軍の旧ウッドランド八角帽。なんかわたくし八角帽大好きみたいな感じになってますよね。所有量もそれなりになってきました。
パッチ類は、海軍新迷彩用のパッチをはじめ、TF980用のパッチ、ベトナム戦争の時期に活躍した海外派遣隊のフラッグパッチ(本物だそうです)、そして毎回定例のコブラゴールド記念品シリーズ。

左側の2本は、正装用剣吊り。上のビニール袋はタイ旅行に行って色々勉強してきた将来有望なタイ軍装の期待のエース、さち君からいただいたお土産。おいしくいただきました。 また、タイ軍の包帯がSとMあるの知らなくて、チャーリーさんに「SとMがあるよ」って言われてどっちも買ってきた包帯です。未開封だからどっちにしろよかったですけどw
タイ内務省予備役のデジタル迷彩キャップ。こういうお土産品っぽい帽子、買わないようにしようと気を付けているんですが、見つけちゃったのでつい・・・。ちなみに、この迷彩を某カモペでは「King of Tiger」と紹介しているせいなのか、この帽子を出してたブースでは「タイ王国特殊部隊 King of Tiger」と表記してありました。無駄に詳しくなるとどこをソースにしてるかまでわかるようになるのか・・・。
あと、久しぶりにお目にかかったのでタイ軍のレーション。メニュー?知らねえよ。

タイ空軍憲兵の服。チャーリーさんが前ヤフオクに出してたんですが、まだ売れてなかったとは思わなかったです。
問題なのは、これらホックホクの戦利品をまだちっとも見れてないってことなんですよ。帰省が楽しみです。GWなくならなければいいけど。
さて、今日はVショーの戦利品紹介です。いまさらかよ!
でも今日は、でかい物多いですよ。そのでかい物を一枚に集約してしまったのがこちらの写真。

どうですこれ!!念願かなってTF980のダルフール派遣隊の服を手に入れてしまいました!!
TF980についてはまだこのブログで述べたことはなかったので今度単体で紹介記事を書きますが、軽く紹介しますと、
アフリカ、スーダンのダルフールに派遣され、平和維持活動や井戸掘りの技術支援などをするタスクフォースです。
タスクフォースと名前がついているので、当たり前ですが多種多様な人材が集められています。
確認した限りでは、陸軍の中でもまず工兵が井戸掘りなどの支援をしていますし、バンコク周辺をHQとする普通科部隊である第9歩兵師団の機械化部隊なんかが出ているようです。たぶんそれだけじゃないと思います。
また、海軍からの派兵(であろう写真)もあるので、おそらく3軍から少しずつ兵を出しているのだと思います。

という感じ。
どっかで見たことあるけど、どことも似ているわけじゃないデザートピクセル迷彩の服を身にまとうのが一応の特徴ではありますが、スーダンに派遣されていた初期のほうでは

普通のデジタルで参加していたこともあります。最初はスーダン派遣部隊とか呼んでたなぁ・・・w
今回手に入れたのは、最初から「第9歩兵師団第2機械化歩兵中隊60mm迫撃砲小隊」のパッチがついてました。
また、右袖にはダルフール派遣隊第2波部隊の統制パッチがついています。現在ダルフールに行ってるのがたぶん第2波なんだと思うんですが、資料がなく詳しくわかってないです。
それと、長らくかけていたタイ最新ウェビング装備のパーツである、救急品ポーチを手に入れました。左下のやつです。マガジンポーチと比べると、若干形が違いますので、今度写真にとって紹介したいと思います。
また、これも新しい迷彩柄の装備なのですが、右の八角帽。これは近年タイ海軍が採用を始めたらしい新デジタル迷彩の帽子です。
陸上部隊ではなく、海上勤務の部隊が使用する迷彩なのだと思います。

この写真だとカラーのフラッグパッチを使っておりますが、どう考えてもこの服に使うんだろうなっていうカラーリングのサブデュードパッチを焼き鳥先輩が持っているそうです。

タイ海軍の旧ウッドランド八角帽。なんかわたくし八角帽大好きみたいな感じになってますよね。所有量もそれなりになってきました。
パッチ類は、海軍新迷彩用のパッチをはじめ、TF980用のパッチ、ベトナム戦争の時期に活躍した海外派遣隊のフラッグパッチ(本物だそうです)、そして毎回定例のコブラゴールド記念品シリーズ。

左側の2本は、正装用剣吊り。上のビニール袋はタイ旅行に行って色々勉強してきた将来有望なタイ軍装の期待のエース、さち君からいただいたお土産。おいしくいただきました。 また、タイ軍の包帯がSとMあるの知らなくて、チャーリーさんに「SとMがあるよ」って言われてどっちも買ってきた包帯です。未開封だからどっちにしろよかったですけどw
タイ内務省予備役のデジタル迷彩キャップ。こういうお土産品っぽい帽子、買わないようにしようと気を付けているんですが、見つけちゃったのでつい・・・。ちなみに、この迷彩を某カモペでは「King of Tiger」と紹介しているせいなのか、この帽子を出してたブースでは「タイ王国特殊部隊 King of Tiger」と表記してありました。無駄に詳しくなるとどこをソースにしてるかまでわかるようになるのか・・・。
あと、久しぶりにお目にかかったのでタイ軍のレーション。メニュー?知らねえよ。

タイ空軍憲兵の服。チャーリーさんが前ヤフオクに出してたんですが、まだ売れてなかったとは思わなかったです。
問題なのは、これらホックホクの戦利品をまだちっとも見れてないってことなんですよ。帰省が楽しみです。GWなくならなければいいけど。
2016年01月09日
Thailand army's First aid etcetc...

タイトルの通りですが、こちらもVショーで手に入れました。チャーリーさんいつもありがとう。
ふるーいタイプの包帯ですが、包装している箱にタイ語もかかれています。漫画表現で、とっさに取り出したときに使いやすいです。
さて、この包帯、未開封の状態で開けるのがひじょーーーーにもったいなかったのですが、

開けちゃいました。
僕が包帯を開封して、写真をあげたということは賢いみなさんならお分かりと思いますが、ご自分で手に入れた暁には未開封のままとっておきましょうねw
内用品は真空パックされている圧縮包帯と、銀色の何か。手触りから判断するに、安全ピンが2本入っているのだと思います。

かつて焼き鳥先輩から譲ってもらったタイ軍のファーストエイドポーチに入れてみました。入るべきところに入るべきものが入っていると美しいですね。

続いてはこちら。だいぶ前に米軍のM40を所有していたことがありますが、久しぶりに防護マスクを入手しました。
こちら、中国のFMJ05型防毒面に非常に似ておりますが、型番的には別物です。水飲み具がついているのが特徴。
こちらのマスク、調査してわかった範囲ですと、名前はNDXM1123といいます。長ぇわ・・・。 製造国は中国。おそらくメーカーも一緒なんでしょうな・・・形が似すぎ。
キャニスターは、白い保護フレームに収納されてマスク内側に格納可能です。このあたりも、FMJ05と似てますね。
んで、なんでお前は中国のマスク買ったの・・・って感じですが、きちんと理由があります。

タイの機動隊放出だからです!(画像は国境警備隊っぽいですが・・・
しかもしかも・・・

陸軍も使っておるのです!!
タイ軍・警察のガスマスクといえば、有名なS10レスピレーターの後継であるFM12や、米軍のM17A2、M40などが使われていましたが、過去NDXM1123を使っていたことがあるようですね。もしくは現用なのかも。
新たな例を発掘できたというだけでも研究として非常に身があるものですが、さらにそれが手に入ってしまうということで非常にテンションあがる買い物でした。これもVショーです。

顎には管理番号と思われるタイ数字。

機動隊から出たからでしょうか、このような紫いろ?のバッグに入っています。水飲み用のチューブ付属。

本日最後の紹介は、こちら。
2000年度のコブラゴールド記念盾です。こちらは知り合いの祐樹さんがお手伝いをしてらっしゃるキャロルさんでGET。というか祐樹さんが持ってきましたw
コブラゴールド記念品シリーズは、結構あるみたいですね。
キーホルダーやTシャツはもちろんのこと、記念キャップやパッチもありますから、集めるのが大変です。たまにヤフオクにも出ているのは、沖縄からポロポロ出てくるからみたいです。ちなみに僕は、キーホルダー、キャップを持っています。
きちんと海兵隊司令官のサインが入っています。彫り物ですけど。
こんなに立派な物、一体どういう経緯で出てきたのか。そっちのほうが気になりますw
さて、次回あたりからは被服の紹介に入ります。布物は量が多いのと質が濃いのでお楽しみに。
2016年01月07日
コレクション管理終了

年末年始休暇において行ったコレクション管理が終了しました。
コレクション総数とか被服総数とかを算出した結果、上のような結果に。
我ながら、アホか俺は・・・と思ってしまう。

服の山。

装備の山。
箱に適当に入ってたこいつらを全部出して、エクセルにデータを打ち込んで整理してもとに戻す。その作業を繰り返しておりましたら、休暇終了前日に強烈な頭痛に襲われましたww
んで、お約束通り2015年最後の軍拡結果発表。
まとめて撮影しておりませんので、複数回にわけて紹介します。



まずはこちら。
ヘルメットカバーは前から持っていた官品の物ですが、今回はヘルメット本体を手に入れましたよ。
本体の色はかなり明るいOD色。しっかりしたケブラー?ヘルメットで、形は米PASGTよりやんわり丸いPASGT型。
チンストラップを市販の4点の物に換装してみました。
これで新たにタイ官品シリーズが埋まったわけでございます。うれしいなぁ・・・。オークションにてGET。

タイの機動隊(紺色の戦闘服を着た人たちのことです)から出たPASGT型ヘルメットです。
過去、このブログでクラウドコントロールと紹介したことがありますが、その機動隊からの放出品ですね。
これもありがたい収穫です。タイ警察装備をする時、ヘルメットに悩むこともありましたので。
内装の写真を撮るのを忘れましたが、かなりしっかりした作りでかぶりやすくなっております。
VショーでGET。

ヘルメットばかりで恐縮ですが、こちらはプラマン44師匠からいただいた物。
タイ警察のパレード用サンヘルメットです。パレード用の衣装は持っておりませんが、美しくとても良いコレクションです。
タイのサンヘルメットは美しいですね・・・。Vショーの会場で師匠にお会いした時にGET。
今回はヘルメットのみ、紹介させていただきました。
2015年03月28日
Bangkok & Ayutthaya Collection
お約束通り、写真だけを貼る記事。キャプションくらいは付けますが。

バンパイン離宮にて。歩哨。官給品ベレー・官給品サス・HK33など。20連マグでびっくりしました。
At Bang Pa-In Palace. Palace guard with HK33.

同じ人。ブーツが新しいものになってます。さすが警衛、クツ磨きはバッチリですね。

内務省職員、予備役でしょうか。バンコクの内務省裏口で見かけました。銃の携行は無し。タイの軍事・警察・執行機関で恐らく唯一3Cデザートの使用例がある機関となっております。
At Bangkok. Ministry of interior officer. Without guns and rifle.

国防省脇、憲兵です。憲兵の装備も更新がいろいろあるらしく、ヘルメット等はもう少し樹脂のような素材寄りになってます。形は前から変わりません、細身で前後に長いタイプ。銃はパンケーキタイプのナイロンホルスターに追加のリアサイト(後付か、それとも元付か)が付いたガバメントを入れてます。体側部にはポーチを一つ、携帯とタバコを入れているようですね。装具の折り目もしっかりと付けておられるようです。
大理石の上で靴を鳴らすのが相当うまく、以前は靴を鳴らすための金属部品を付けておりましたが今はブーツのままでピシッとしたいい音を鳴らします。写真を撮らせてもらおうか迷っていた時にも、何名か省内部から軍人が出てきましたが、出入りがあるたびにかっこよく敬礼、足をそろえていました。今回の旅で一番かっこよかったかも。
At Ministry of Deffence in Bangkok. MP with M1911.

国防省前、歩哨。前来た時はヘルメット+ボディアーマーではなくベレー+ウェビングだったと思うんですが、こういうしっかりしたパターンもあるようです。銃は確認できず。
大分前から使っている官給品リーフ迷彩のアーマーを着用。海兵の腕まくりが下から外側に転がしていくのに対して、いわゆる自衛隊まくりのような袖のまくり方です。慣れないうちは結構きつい(腕周り的な意味で)んですが、慣れてくると結構快適。
タイでは無線機(もちろん日本では電源機構をぶっこわし、絶対に電源が入らないようにする必要がありますが)を買ってこようと思ってましたが、資金面の理由からあきらめました。この黒無線とiCOMの赤無線、欲しいなぁ・・・。コスプレグッズとしては最強です。
ヘルメットカバーは装飾のない官給品パターンのカバーを付けていますが、服はPXパターンですね。
In front of MOD in Bangkok. Armed guard.
ではまたしばらく。

ヘリパイになったわし。

バンパイン離宮にて。歩哨。官給品ベレー・官給品サス・HK33など。20連マグでびっくりしました。
At Bang Pa-In Palace. Palace guard with HK33.

同じ人。ブーツが新しいものになってます。さすが警衛、クツ磨きはバッチリですね。

内務省職員、予備役でしょうか。バンコクの内務省裏口で見かけました。銃の携行は無し。タイの軍事・警察・執行機関で恐らく唯一3Cデザートの使用例がある機関となっております。
At Bangkok. Ministry of interior officer. Without guns and rifle.

国防省脇、憲兵です。憲兵の装備も更新がいろいろあるらしく、ヘルメット等はもう少し樹脂のような素材寄りになってます。形は前から変わりません、細身で前後に長いタイプ。銃はパンケーキタイプのナイロンホルスターに追加のリアサイト(後付か、それとも元付か)が付いたガバメントを入れてます。体側部にはポーチを一つ、携帯とタバコを入れているようですね。装具の折り目もしっかりと付けておられるようです。
大理石の上で靴を鳴らすのが相当うまく、以前は靴を鳴らすための金属部品を付けておりましたが今はブーツのままでピシッとしたいい音を鳴らします。写真を撮らせてもらおうか迷っていた時にも、何名か省内部から軍人が出てきましたが、出入りがあるたびにかっこよく敬礼、足をそろえていました。今回の旅で一番かっこよかったかも。
At Ministry of Deffence in Bangkok. MP with M1911.

国防省前、歩哨。前来た時はヘルメット+ボディアーマーではなくベレー+ウェビングだったと思うんですが、こういうしっかりしたパターンもあるようです。銃は確認できず。
大分前から使っている官給品リーフ迷彩のアーマーを着用。海兵の腕まくりが下から外側に転がしていくのに対して、いわゆる自衛隊まくりのような袖のまくり方です。慣れないうちは結構きつい(腕周り的な意味で)んですが、慣れてくると結構快適。
タイでは無線機(もちろん日本では電源機構をぶっこわし、絶対に電源が入らないようにする必要がありますが)を買ってこようと思ってましたが、資金面の理由からあきらめました。この黒無線とiCOMの赤無線、欲しいなぁ・・・。コスプレグッズとしては最強です。
ヘルメットカバーは装飾のない官給品パターンのカバーを付けていますが、服はPXパターンですね。
In front of MOD in Bangkok. Armed guard.
ではまたしばらく。

ヘリパイになったわし。
2015年02月03日
Thailand New Webbing Equipments part4
左側頭部、こめかみのあたりが口開けると痛いです。顎関節症ってやつですかね。
今日は、前回の予告通り、と思ったのですが、まぁ優先順位付けたって手に入るものはいらない物あるのでタイ陸軍補給科の官給品リストに記載されてるもので、現在入手できている物を列挙してみようと思います。
補給科のリストに入っていない物も中にはあるんですが、一応配給はされている物としてフリースも含んでいます。

まず、上の写真を拡大表示して、別画面にしてみてもらえると分かりやすくなってよろしいかと思います。
尚、一つ一つ紹介するのはすでに済んでますので、過去記事をご参照ください。
①ブラックベレー
陸軍官給品のベレーです。兵は金属帽章のベレーですが、下士官以上はモールの帽章を付けるようです。
また、帽章部分を下地のフェルトごとベルクロで取り外せるようにしている人も、階級が高い人物にはいるようです。
これについても記事を書いてます。
②靴下
トーボーマークとRoyal Thai Armyのプリントが入った黒い靴下です。東南アジアの立地にしては厚手です。これ、履いてる人いるんだろうか・・・
③コンバットブーツ
先日紹介したブーツです。先日の記事をご覧ください。
④官給品陸軍デジタル迷彩服上下
色調が落ちたデジタル迷彩服です。タイ軍のデジというと、青っぽい色を想像する人が多いようですが、官給品はこういう色をしてます。
尚、間違いやすい陸デジ・陸官デジ・海デジをまとめた画像を作りましたのでご覧くださいませ~

⑤常勤服
厳密には僕の持ってる物は官給品ではないんですが、形は一緒なので。
⑥アリスパック
トーボーマークの入ったアリスパックです。最近、ちょこちょこ国内に入ってきてるようです。製造年によって、仕様が違うらしいということが、焼き鳥先輩の物との比較でわかりました。
⑦フィールドパック
使われてるのかはわかりませんが、先日の記事で紹介したフィールドパックです。Hサスと接続して使うことができます。
⑧ヘルメットカバー
6枚縫製のPX品(縁がゴムでできており、かぶせた後フックでインナーにひっかけるタイプ)ではなく、5枚縫製の官給品です。ベルクロのついたバンドで引っ張るようにかぶせます。
⑨パッド付きピストルベルト
トーボーマークの入ったパッドがついているピストルベルトです。HサスをかけるD環が6本ついてます。
⑩Hサスペンダー
みむが「どうせ手に入らん」とあきらめかけていたところに「あるでよ」と降ってきた希望の光、Hサスペンダーです。
色々と最新で、使用例を見つけるのが大変なくらいには配備が遅れているようです。もしくは限定的なのかな?
⑪Eツール
円匙です。2つ折り。
⑫メスキット/メスキットカバー
飯盒です。かなりしっかりした縫製。
⑬2QTキャンティーン
Hサスと一緒に手に入れた希望の光です。これがあると装備の幅が広がりますし、使用例が多いため装備が組みやすくなります。
尚、反対側には1QTキャンティーンがついてますが、これは従来型の物なので説明を割愛します。
⑭マガジンポーチ
STANAGをはじめ恐らくHK33の40連マガジンを3本収納するための弾入れ。
⑮ダッフルバッグ
完全に敷物になってますが、前回紹介したバッグです。
⑯防寒フリース
入れようかどうか迷ったのですが、追加。
これについては、既に新しい物に更新が済んでいるようです(早い!)。
焼き鳥先輩に頼んだので、僕も近いうちに手に入りそうです。
毎回布団の上で撮影してるのは場所がないからです。
今日は、前回の予告通り、と思ったのですが、まぁ優先順位付けたって手に入るものはいらない物あるのでタイ陸軍補給科の官給品リストに記載されてるもので、現在入手できている物を列挙してみようと思います。
補給科のリストに入っていない物も中にはあるんですが、一応配給はされている物としてフリースも含んでいます。
まず、上の写真を拡大表示して、別画面にしてみてもらえると分かりやすくなってよろしいかと思います。
尚、一つ一つ紹介するのはすでに済んでますので、過去記事をご参照ください。
①ブラックベレー
陸軍官給品のベレーです。兵は金属帽章のベレーですが、下士官以上はモールの帽章を付けるようです。
また、帽章部分を下地のフェルトごとベルクロで取り外せるようにしている人も、階級が高い人物にはいるようです。
これについても記事を書いてます。
②靴下
トーボーマークとRoyal Thai Armyのプリントが入った黒い靴下です。東南アジアの立地にしては厚手です。これ、履いてる人いるんだろうか・・・
③コンバットブーツ
先日紹介したブーツです。先日の記事をご覧ください。
④官給品陸軍デジタル迷彩服上下
色調が落ちたデジタル迷彩服です。タイ軍のデジというと、青っぽい色を想像する人が多いようですが、官給品はこういう色をしてます。
尚、間違いやすい陸デジ・陸官デジ・海デジをまとめた画像を作りましたのでご覧くださいませ~

⑤常勤服
厳密には僕の持ってる物は官給品ではないんですが、形は一緒なので。
⑥アリスパック
トーボーマークの入ったアリスパックです。最近、ちょこちょこ国内に入ってきてるようです。製造年によって、仕様が違うらしいということが、焼き鳥先輩の物との比較でわかりました。
⑦フィールドパック
使われてるのかはわかりませんが、先日の記事で紹介したフィールドパックです。Hサスと接続して使うことができます。
⑧ヘルメットカバー
6枚縫製のPX品(縁がゴムでできており、かぶせた後フックでインナーにひっかけるタイプ)ではなく、5枚縫製の官給品です。ベルクロのついたバンドで引っ張るようにかぶせます。
⑨パッド付きピストルベルト
トーボーマークの入ったパッドがついているピストルベルトです。HサスをかけるD環が6本ついてます。
⑩Hサスペンダー
みむが「どうせ手に入らん」とあきらめかけていたところに「あるでよ」と降ってきた希望の光、Hサスペンダーです。
色々と最新で、使用例を見つけるのが大変なくらいには配備が遅れているようです。もしくは限定的なのかな?
⑪Eツール
円匙です。2つ折り。
⑫メスキット/メスキットカバー
飯盒です。かなりしっかりした縫製。
⑬2QTキャンティーン
Hサスと一緒に手に入れた希望の光です。これがあると装備の幅が広がりますし、使用例が多いため装備が組みやすくなります。
尚、反対側には1QTキャンティーンがついてますが、これは従来型の物なので説明を割愛します。
⑭マガジンポーチ
STANAGをはじめ恐らくHK33の40連マガジンを3本収納するための弾入れ。
⑮ダッフルバッグ
完全に敷物になってますが、前回紹介したバッグです。
⑯防寒フリース
入れようかどうか迷ったのですが、追加。
これについては、既に新しい物に更新が済んでいるようです(早い!)。
焼き鳥先輩に頼んだので、僕も近いうちに手に入りそうです。
毎回布団の上で撮影してるのは場所がないからです。
2015年01月25日
Thailand New Webbing Equipments part3
皆さんこんばんは。春から陸士候補になる予定です、みむです。しばらくこのブログも更新が滞るかもしれません。
まさか自分でもここまで伸びるとは思ってませんでしたが、なんとか試験に合格することができました。
余裕ができたら現状報告に戻ってきますので、これからもよろしくお願いいたします。
とはいえ、まだまだ書きたいこともありますので、3月まではまだ更新を続けますよー。
今日は、前回の予告の通り僕の持つ最後の官給品を紹介です。あれ?靴下とか紹介したっけな・・・。まぁいいや。
冒頭の写真をいつも何にするか迷うんですが、大体は「紹介する物、もしくは紹介する物に似てる物が写ってる写真」を貼ります。
なので、前回はあの写真になってるわけです。
ところが、今回は紹介したい物が写ってる写真がない!FNG御用達のダッフルバッグですが、そもそもFNGが写真を上げようとしていない!
FNGって何?って人はググってください。
今回は非常に迷った結果、FNG御用達のダッフルバッグ+軍隊をイメージするブーツとM1ヘルメット、タイ軍を象徴するHK33を添えてみたわけです。
軍装品ブログを描いている人は、こういう悩みもあるんですよw
ダッフルバッグってなあに?って人はさすがにこのブログ見てないと思いますが、軍人が支給される洋服とかその他もろもろ生活用品を入れる袋のことですね。戦闘用品以外を入れます。今でこそ好きな人は使うと思いますが、もともと軍隊で採用されたバッグです。
タイ軍でもそれは例外ではなく、新兵はまずこれを支給され、自分の持ち物をこれに入れて運ぶようです。
米軍のタイプを参考に話をしますと、WW2をはじめベトナム戦争映画でも出演(笑)している肩に背負うショルダーストラップがついているタイプが有名でしょうか。補強の仕方やポケットの位置等、細かい修正点はあったものの、ずーっと同じ形で使われていました。
70年台からは、ショルダーストラップが2本になり、材質もコットンからナイロンへとどんどん変わっていきます。
背負いやすくなり、この時代からはショルダーストラップは2本になって行ったようです。
現在タイ軍で支給されている最新型のダッフルバッグも、材質はナイロン、ショルダーストラップは2本です。ちなみに、90年台に支給されていた物は材質こそナイロンですが、ショルダーストラップは1本であったことの確認が取れてます。というか93年の物を持っています。
Vショーの手伝い経験から、バッグを膨らませるのに戦闘服や装備を使いました。中には、一般的な戦闘服上下が10着程度、キャンティーンが6つ、ウェビング装備が1式入っています。自立してはいますが真ん中で折れていますよね?まだまだ余裕があるということです。
光の加減でトーボーマークの印刷がかすれて見えますが、ナイロンの隙間にインクが入ってしまっているだけで、正面から見ると綺麗なトーボーマークに見えます。
閉じ方は普通のダッフルバッグと変わってません。おそらく今後変わることはないんでしょうね・・・。
こう見ると、米軍の2000年入ってからの物や、もうちょっとだけ前の物を参考に作られているようですね。
生産ロットは2009年でした。
軍装サバゲーする人は、あったらまぁいいかな、程度の物です。正直アリスパックがあれば問題はないような気がします。
現に、撮影のために物入れたのが初めて使ったタイミングですw
さて、ここまで官給品の数々を紹介してきました。次回は、同じ題名のPart4で手に入れたほうがいい優先度なんかを紹介しておこうかと思います。以外と最近某ショップから出てますので、ヤフオクでタイ軍をアラートに入れておくことをオススメします。
2015年01月23日
Thailand New Webbing Equipments part2

この写真の一番手前の人、おそらく最新の官給品で体を固めてますね、うらやましい。QuaterMaster、すなわち補給科のサイトにある官給品一覧のPDFを見る感じだと、手前の人の右足についているホルスターも官給品です。
さぁ今日は予告通り前回の続きです。今日の朝、人生でも最重要なイベントが待っており、寝られないので更新しますw
念願かなって手に入れたHハーネスです!!
ベルトは以前も紹介したと思うので敢えて言いませんが、手に入れた時から「なぜサスと繋げるD環が6個あるのか・・・?」というのがようやく解決しました。
前が片方につき2又に分かれてるんですよね、これ。しっかりトーボーマークも入っております。物自体は、確か2013年物です。
ちょこちょこ使用例はあったのですが、これだけは手に入らねえなぁ・・・と焼き鳥先輩と悩んでいたのですが、某所から格安で出ました。
フィールドパックです。これも、QMのPDFの中に含まれておりました。中にはたくさんポケットがあり、追い紐があったら普段使いしたいくらい便利です。
フックがついており、サスペンダー側のD環と接続することができます。
こんな具合に。まぁ使用例がないので人気がないんでしょうけど・・・。
次は、メスキットです。箸やスプーン、フォークはついてません。別運搬ですかね。見た目・質感は非常にゴツゴツしており、細部まで縫製が行き届いています。ここ必要か・・・?ってところもベルクロついてますw
後ろはストラップです。おなじみですね。
本体外見。一般的な飯盒です。ですが中身は・・・?
なんと、オカズ入れるところが2つにわかれています!イエローカレーとレッドカレーを一緒に食べることができるお得仕様!これにはタイ軍クラスタみんな大喜びですw
2009年製。
さて、今回までで一応ウェビングは終わりです。あともう一つだけ、紹介すべき最新官給品がありまして、なんてことはないダッフルバッグなのですが、写真を撮り忘れてしまったため、次回に回します。
2015年01月20日
Thailand New Webbing Equipments part1

最新と思われるウェビングがだんだん充実してきましたので、そろそろ写真を撮って解説をしておきたいと思います。
書いてる時のテンションが低く、俗にいう不機嫌状態なので、前置きもそこそこに、写真ベタベタ貼って解説gdgdで書いていきます。
これが僕のお気に入りの組み方なんですが、写っている物からサスペンダーとベルト以外をピックアップします。サスペンダーは新しく入手しましたが、テンションあがってる時に書きたいので今日は書きません。
サスの首の後ろにむりくり付けてるのがこれ、いわゆるEツールです。見ればわかりますが、折り畳み式です。ただ、旧型の3つ折りではなく、90度に折りたためばツルハシのようにも使える2つ折り仕様。ちなみに、ソ連物のように木に刺さるかはやったことないのでわかりませんが、そこそこガッチリしていて刺さるかもしれません。スコップで人殺そうとか現代で思いつく人いないか。
裏面です。今や世界中で採用されているPouch attachment ladder system・・・かと思いきや、別にそうではなさそうです。
ベルトに着けることと、PALS装備に着けること両方を考えて作られたのかは知りませんが、そうとしか思えないストラップがついています。
現在タイ陸軍QMから兵士に支給されている官給品は、段々とこのストラップの物に替えられて行くのだと思います。
ちなみに、私みむ、未だにどうやってベルトに付ければいいのかわかってません。一応こうすれば固定はできるねってつけ方を発見したのでそうやって付けてはいますが。
2QTキャンティーンです。米軍の2QTキャンティーンを持っていたことがないので、正確に2クォート入るのかはわかりませんが、新品だったので実用してみたところ、そのくらいは入りそうです。使い勝手は悪いです。
裏面。ストラップがついています。
どうしてこうもタイ陸軍装備は緑ばっかりなのかわかりませんが、本体も緑です。
どうもこの緑色単色というのはタイ陸軍を象徴する色なのかもしれないなぁという気分になってきました。そのくらい、タイの官給品は緑です。
尚、この水筒本体は民間企業の製品かもしれません。というのは、官給品なら必ず入っているはずの刻印やスタンプが一切ありません。トーボーマークも入ってませんでした。
僕は運よく確保できましたが、この水筒持ってるだけで装備の幅が広がりますので、見かけたら一個は押さえておくべきだと思いますね。
持ってる装備で一番新しい。何と2014年製です。ラベルの読み方については、過去ログをご覧くださいませ。
何を持ってして主役とするのかは論議の分かれるところでしょうが、僕の考える「戦闘の主役」はコイツだと思ってます。15年1月20日現在、ヤフオクに2個セットが出てますので、確保できる方はしておくべし。
やっぱり固定用ストラップがついてます。ちなみに、固定が甘いと外れて落ちます。一回CIMAXで落としたことがあります。
固定方法についてですが、また別記事にしたいと思います。
中の写真を撮るの忘れましたが、中には間仕切りがあり、STANAGマグなどが3本入るようになっています。
また、写真を見ればわかると思いますが、調節すれば大きなマガジンも入る仕様です。おそらくタイ軍が好むHK33の40連マガジンを意識した作りなのだと思います。右が今STANAG用に調整してあるもの。左がいっぱいに伸ばした仕様。
写真を撮り溜めしておいたものはここまで。
次回は、メスキットとかベルトとかサスペンダーとか。以下、追記にて愚痴。
続きを読む
2015年01月19日
Royal Thai Army Boots

こんばんはー、最近研究室に泊まり込みで卒論作業を進めたら0.5kgほど再太りしたみむです。お菓子食べるじゃんだって・・・
さて、今日は冒頭の写真の通り「靴」の話ですよ。靴に金をあんまりかけなかったみむがようやく5000円以上の金を出して買ったのが4年前のタイ製ブーツでした。その次はメレルの靴だったんだけどね。
んで、今回はもっと安くてもっといいブーツです。なんせ現用のタイ軍の官給ブーツですからね。
こちら!
こら!そこ!どっかで見たことあるとか言わない!!!
でも正真正銘タイ軍のブーツですよ。
入手したきっかけは某氏にメールをいただいたこと。「今タイにいるんですけど、タイ軍の新型ブーツ手に入りますよ。どうします?」とのことで、すぐに飛びつきました。
お値段も手ごろでしたが、届いてガッカリ系ではなかったというのが驚き。きちんとしたブーツです。

先日、最新フル装備でゲームしてきたんで(戦国さんにて)、一応使用したレビューもできます。
一日履いてみると、インナーソールが毛羽立ちます。これはまぁ変えれば済む話なんで、安く入手できた税金と思って国産インナーソール買います・・・。
あともう一つガッカリポイントを上げると、紐が硬いので紐を通しているうちにねじれてきて使いにくいというところでしょうか。他は問題なく履けました。
外側です。通気性よさそうな布張り。
内側です。
やっぱり造りがどっかで見たことありますね・・・w
足の甲の部分3つより上のスネ部分からは、このようなD環で通すようになります。クルクル回ります。
きちんとタイ軍品だという証拠も映しておかないといけませんね。2012年製。なんだ、最新でもないじゃないか・・・w
届いてすぐに写真を撮らなかったので汚れてますが、きちんと「トーボーマーク」も入ってます。トーボーマークってのは陸軍の頭文字、トーとボーのマークという意味です。陸軍の官給品には全て刻印やスタンプが押してあります。

大きいのでクリックして拡大してください↑
使用例もう一つです。右の人が履いてるやつですね。左の人は旧型。
冒頭の写真も全体図を貼っておきましょう。

さて、気づいた方もいると思いますがこのブーツ、2014年クーデターで使用例があるんです。
また一つ、理想に近づきました。
戦国でのサバゲの写真で使っている新型ウェビング、の話はまた今度。