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Posted by ミリタリーブログ at

2019年02月07日

タイ王国軍に関わる士官学校等

 未来の有望な将校を育てるための士官学校というのは世界中にあります。日本にもあります。防衛大学校ですね。
 タイ王国にもありまして、卒業したものについては右胸に卒業章を着用する権利が与えられます。今回は、そんな卒業章の中でもよく見かける者をピックアップして紹介いたします。尉官以上の制服や迷彩服に着用すると引き締まります。


【陸軍士官学校/Royal Thai Army Academy】

 陸軍の士官を育てるための学校です。実は、この学校に入学する前にはタイ王国士官学校予科という別の過程を卒業する必要があります。このブログでもなんとなく紹介したことがある気がしますが、男性しか入学できません。
 前回特集しました兵科章の中に、チュラチョームクラオ陸軍士官学校の物がありましたが、その学校を卒業すると、この卒業章を右胸のポケット中央に着用することが認められます。また、士官学校の学生には全長47㎝の短剣が授けられます。正装時には帯刀することになります。
 尉官以上はほぼ全員が右胸ポケットにこの徽章がついています。

【統合幕僚監部大学/Joint Staff College】

 陸海空問わず、選抜された将校に対して合同作戦教育を行い、統合幕僚監部要員としての育成させます。胸に星のマークが輝いている軍人はエリートということですね。
 写真には2つ映っていますが、作りが違うだけでどちらも同じものです。着用箇所は上記2つと同じで、右胸のポケット中央です。

【海軍士官学校/Royal Thai Naval Academy】

 海軍人の士官を養成するための士官学校です。海軍の将校の胸にはこの徽章が輝きます。

【警察士官学校/Royal Thai Police Academy】

 タイ王国の正義を守るタイ王国警察の将校を育成するための学校です。タイでは、警察を第4の武装組織と見る動きがありますが、この学校と、入学前に過程を終わらせる必要がある士官学校予科(上記の物と同一の物)と合わせて軍と同様の訓練をするからです。

今回は、各士官学校の卒業章を紹介いたしました。
次はよく見かける職能章でも紹介しようと思います。お楽しみに。
  

2016年04月29日

V.show in 2016 march part2

その2です。

毎回師匠からお土産をいただいてしまいます。お返しをしなければならないな、と思っているのですが・・・。いつもありがとうございます。
今回も、いただきました。

台湾の帽子がありますw 3つくらいあるからあげる、とのことだったのですが、やっぱり物の買い方がコレクターの買い方ですねw
空軍の制服用徽章はいつもいただきます。肝心の制服がないので、そのうちばっちり決めてVショーに参加したいと思ってます。また、今回とあるファイルをいただきました。タイの制服・徽章などを師匠がまとめた物なのですが、これがまたすごい。知識量が僕とは違います。
僕も精進しなければ。


東南アジアコレクションは、今回これだけです。
インドネシアのパンチャシラ青年団(民兵組織だそうです)の迷彩シャツです。


何て呼べばいいのかわからんのでパンチャシラ迷彩とでも呼びますけど、民兵組織と一口にいってもしっかりとした基盤があるらしく、戦闘服・シャツ・教官服のようなもの、色々あるみたいですね。徽章やベレー帽、靴なんかもしっかり作っているようです。
インドネシアは政党や民間組織が固有の迷彩服を作っているのでカオスです。この迷彩がキモくて好きなので買いましたが、これ以外はオファーあっても買わないと思います。キリがないもん。ただし軍は除く。


ちまちま集めてる弊社装備。
平和堂さん謹製の旧作業服用ベルト、同じく茶半の靴紐、ちょんまげインプさん謹製の89式官品風スリングです。どれも出来に感動しておりますw  
Posted by みむ  at 02:27  └Taiwan  └AirForce

2016年04月29日

V.show in 2016 march part1

こんばんは。忙しすぎて若干病んできたみむです。下っ端って忙しいですねー。ここで、出世して楽したいと思うのかそれともつぶれてやめてしまうのか。僕は前者を選ぶと思いますが後者を選ぶ人も大勢いるんでしょうね。その気持ちはわからなくないです。

さて、今日はVショーの戦利品紹介です。いまさらかよ!
でも今日は、でかい物多いですよ。そのでかい物を一枚に集約してしまったのがこちらの写真。


どうですこれ!!念願かなってTF980のダルフール派遣隊の服を手に入れてしまいました!!
TF980についてはまだこのブログで述べたことはなかったので今度単体で紹介記事を書きますが、軽く紹介しますと、

アフリカ、スーダンのダルフールに派遣され、平和維持活動や井戸掘りの技術支援などをするタスクフォースです。
タスクフォースと名前がついているので、当たり前ですが多種多様な人材が集められています。
確認した限りでは、陸軍の中でもまず工兵が井戸掘りなどの支援をしていますし、バンコク周辺をHQとする普通科部隊である第9歩兵師団の機械化部隊なんかが出ているようです。たぶんそれだけじゃないと思います。
また、海軍からの派兵(であろう写真)もあるので、おそらく3軍から少しずつ兵を出しているのだと思います。



という感じ。
どっかで見たことあるけど、どことも似ているわけじゃないデザートピクセル迷彩の服を身にまとうのが一応の特徴ではありますが、スーダンに派遣されていた初期のほうでは

普通のデジタルで参加していたこともあります。最初はスーダン派遣部隊とか呼んでたなぁ・・・w

今回手に入れたのは、最初から「第9歩兵師団第2機械化歩兵中隊60mm迫撃砲小隊」のパッチがついてました。
また、右袖にはダルフール派遣隊第2波部隊の統制パッチがついています。現在ダルフールに行ってるのがたぶん第2波なんだと思うんですが、資料がなく詳しくわかってないです。

それと、長らくかけていたタイ最新ウェビング装備のパーツである、救急品ポーチを手に入れました。左下のやつです。マガジンポーチと比べると、若干形が違いますので、今度写真にとって紹介したいと思います。

また、これも新しい迷彩柄の装備なのですが、右の八角帽。これは近年タイ海軍が採用を始めたらしい新デジタル迷彩の帽子です。
陸上部隊ではなく、海上勤務の部隊が使用する迷彩なのだと思います。

この写真だとカラーのフラッグパッチを使っておりますが、どう考えてもこの服に使うんだろうなっていうカラーリングのサブデュードパッチを焼き鳥先輩が持っているそうです。



タイ海軍の旧ウッドランド八角帽。なんかわたくし八角帽大好きみたいな感じになってますよね。所有量もそれなりになってきました。
パッチ類は、海軍新迷彩用のパッチをはじめ、TF980用のパッチ、ベトナム戦争の時期に活躍した海外派遣隊のフラッグパッチ(本物だそうです)、そして毎回定例のコブラゴールド記念品シリーズ。


左側の2本は、正装用剣吊り。上のビニール袋はタイ旅行に行って色々勉強してきた将来有望なタイ軍装の期待のエース、さち君からいただいたお土産。おいしくいただきました。 また、タイ軍の包帯がSとMあるの知らなくて、チャーリーさんに「SとMがあるよ」って言われてどっちも買ってきた包帯です。未開封だからどっちにしろよかったですけどw
タイ内務省予備役のデジタル迷彩キャップ。こういうお土産品っぽい帽子、買わないようにしようと気を付けているんですが、見つけちゃったのでつい・・・。ちなみに、この迷彩を某カモペでは「King of Tiger」と紹介しているせいなのか、この帽子を出してたブースでは「タイ王国特殊部隊 King of Tiger」と表記してありました。無駄に詳しくなるとどこをソースにしてるかまでわかるようになるのか・・・。
あと、久しぶりにお目にかかったのでタイ軍のレーション。メニュー?知らねえよ。


タイ空軍憲兵の服。チャーリーさんが前ヤフオクに出してたんですが、まだ売れてなかったとは思わなかったです。

問題なのは、これらホックホクの戦利品をまだちっとも見れてないってことなんですよ。帰省が楽しみです。GWなくならなければいいけど。

  

2016年01月10日

Royal thai air force SPECIAL FORCE


みなさんこんばんは。新成人のみなさんおめでとうございます。
今日は、ちょっと戦利品紹介をお休みしまして、新たに分かったことを紹介します。

新たにわかったことといっても、目新しいことではありませんけどね。冒頭の写真通り、空挺降下に関係していることです。
昔、米PJ装備やってましたが、タイにもPJがあります。それが、冒頭の写真です。

Royal Thai Air Force Pararescue Jamper、そう呼んでいい部隊なのかはわかりませんが、

この徽章が、タイ空軍PJの徽章となります。雷を鷲がつかんでいるデザインです。
実はこれ、すごく似た意匠の徽章がもう一つあります。それがこちら。

Royal Thai Air Force Commando Companyです。過去、紹介したこともありますよね。

実は、今までこのコマンド中隊には徽章のデザインが2種類あると思っておりました。
そうではなく、PJとコマンド中隊で別の徽章を使っていたというわけなのです。それを、今更知りましたので記事にしましたw

さらにわかったこととしては、

Special Operationsという文字からもわかる通り、この2つの部隊が合体したチームもあるらしいということなのです。
どういう意味か、よくわかりませんが日本の自衛隊でいうところの空挺レンジャーのような物なのかな、と今のところは考えております。


こんな人もいます。陸軍衛生科部隊のレスキューチームらしいんですが、
空挺降下章、海兵偵察大隊章、海軍SEALs徽章、PJ徽章、Commando徽章、レンジャー徽章、士官学校章を持ち合わせた中佐です。
個人にクローズアップをした画像のようですし、おそらくタイ軍内でもここまで仕事に真面目な人は珍しいのだと思います。

次回から、また戦利品紹介に戻ります。  

Posted by みむ  at 20:23  └AirForce

2016年01月10日

WoodLand & DPM etcetc...


今回は主にタイ・フィリピンの衣類の紹介。

一着目は、冒頭の写真。水色のペンキついちゃってるのが残念っちゃ残念ですが、米軍の供与品のWL戦闘服です。

タグです。袖は通してませんが、サイズはS-Rですね。Sでもがんばれば着れるくらいの体系にはなりましたが、それでもきつい。


続いてこちら。空軍のウッドランド戦闘服。パッチがいろいろついてます。

詳しくはこちら。迷彩服ですし、ライフル隊のだと思うんですが、一応第46飛行隊の物です。

部隊章もしっかりついております。

上記WL2着は、チャーリーさんで購入。


続いてはこちら。
フィリピン陸軍のDPM迷彩服です。前もDPM持ってましたが、手放してしまったので再購入。
当初、空軍DPMということで購入しましたが、AFPは別に空軍という意味ではありません。よくよく調べてみると陸軍の服でした。
Air Force of Philippineではありません。Armed Force of Phillipineです。ちなみに、判断基準は階級章ですね。
現用だと左胸に所属徽章が配置されるようです。左胸に「ARMY」や「PHIL.ARMY」、「AIR FORCE」とかのパッチがついてるようですが、まれにみるのが右胸に「AFP」、左胸にネームパッチがつく物です。これについてはどう違うのかまだよくわかりません。年代によって違うのかしら・・・?

この服はコレクター仲間に譲っていただきましたー。


もう一着、お友達であるフロレス君が営む「ガラナファクトリー」にてフィリピンのDPMをゲット。ズボンだけですが。
これはよく見る典型的な陸軍デジっぽいですよね。色もはっきりしています。上記のもこちらもリップストップ記事です。
過去持っていた物はもっと色が濃かったですね・・・ぜひ再び入手したいです。金銭難になることも減りましたし。


こちらは、フィリピン海兵隊の服です。
左は、フィリピンリーフとか呼ばれる海兵隊のリーフ迷彩服です。海兵特有のパッチが左胸ポケット上についています。
右も海兵隊のファティーグです。同じデザインのパッチがついてますね。

こちらもコレクター仲間に譲っていただきました。

今回はこんなところですかね。
次回は、まさか手に入ると思ってなかった衣類と、小物、装備系です。



  

2014年11月11日

Air force in Thailand


 こんばんは。色々あって私生活がごちゃごちゃしているみむです。

 このブログでは、米空軍の記事は書いたことあってもタイ空軍の記事は書いたことありませんでした。単に僕がタイ王国内でも空軍だけは手を付けてないってのもありますし、空軍に関してはすごい人がタイに住んでるってのもあります。

ただまぁ軍装研究をしているのにカテゴリーの数字が(0)ってなっているのもだらしないなぁと思いましたので、飛行機以外の空軍に注目した記事を書いてみようかなと思います。飛行機にはあんまり興味がないので・・・w

冒頭は、歩兵の写真です。確か基地での空軍祭みたいな行事での写真だったと記憶しております。
このように、武装している歩兵も空軍にはいます。当たり前だ。航空自衛隊にもいます。


また、空軍の歩兵と言えば外せないのが、コマンドカンパニーです。100名の隊員で構成される特殊部隊で、ドンムアン空港等に詰めております。主な任務はカウンターテロリスト、要は対テロ作戦、あるいはハイジャック掃討に当たると言われております。


どうでしょう、猛禽類が雷と剣を携えているのが彼らのシンボルです。痺れるほどかっこいいと思いますw


近年では主要装備はタボールなどに変わったようですが、一枚目の写真のようにMP5を持っている例もあります。


装備は基本黒でまとめ、かなりの訓練を受けており、まさに特殊部隊と言ったいでたちです。


あと空軍には遠距離射撃に対応できるスナイパーチームがあることが確認できています。空港で狙撃、あまりいい想像はできませんが、つまりそういう任務に対応する為なのでしょう。


また、空軍にはライフル部隊という部隊もあり、陸軍等に近い装備構成の部隊もあります。

あとは、空挺治安部隊という部隊もあるのですが、写真が入手できてないのでまた今度。米PJのような装備ではないようです。
また、当然ですが地対空部隊もあります。新しい写真が入手でき次第、また紹介します。

いかがでしたか、空軍の働く「人間」たち。飛行機やヘリだけじゃないんですよ、っていう紹介でした。  

Posted by みむ  at 03:01  └AirForce