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Posted by ミリタリーブログ at

2014年05月02日

Royal Thai Army Combat Bible Part4


みなさんこんにちは。暑い日が続いてます。これから、PJ等の装備でサバゲがやりにくくなるなぁと思うと残念ですが、逆にタイ軍の装備が本番になると思うと喜ばしいですね。

さて今日は、タイ王国陸軍軍曹初級編といたしまして、微章の種類・つけ方を解説いたします。軍隊というのは実に様々な記章がありまして、タイでもそれは例外ではありません。また、記章配置のルールというのもありますので、それらを全て頭に入れるのはとても大変です。とはいえ、僕も軍隊規則の本を持っているわけではありませんので、細かいルール(角度・位置等)についてはここでは述べません。

【階級章】
軍隊には階級があります。それによって給料が決まり、上下関係が決まるものです。よって、軍装ゲーマーにとっては階級を重視する人もいると思います。1年たったから階級を一個上げようとか、そういう遊びもできるでしょうし。

【兵】
士官学校に入学した設定にしたい場合、兵ではなく下士官、士官から始まるそうですので、ここはあまり関係がありません。
兵の階級章は3つです。




上の写真から、一等兵・兵長、伍長、軍曹の物です。一等兵と兵長は階級章がかぶります。

ところが階級は5つあります。
下から、「二等兵」「一等兵」「兵長」「伍長」「軍曹」と呼ぶことにします。というのも、イギリスやアメリカ準拠の階級とは呼び方が若干異なるので。

付ける位置は、襟ではなく腕です。左腕だけに着けることが多いようです。とんがりを袖に向けます。

【下士官~】
それ以上は左側の襟に着けます。陸軍の場合はとんがりが上に来るように付けます。海兵のように傾けません。


まだあんまり種類を持っていないのですが、一枚目は一等准尉、二枚目は大尉の物です。

三人とも一等准尉ですね。ちなみに、英語でタイの階級を調べると肩エポーレット階級章の画像が多く出てきますが、それは常勤服に着ける階級章のことなので、ここでは触れないことにします。つまるところ、ロシア軍の肩エポーレットがついてた頃のように、迷彩服では肩に階級章を付けないぞということを覚えておきましょう。
タイ軍の下士官以上は迷彩服では襟
、テストに出ます(笑)

【資格章】
さて、軍隊には色々資格もあります。簿記やシスアドみたいなものです。違うのは、持っている資格はパッチにして身に着けるというところでしょうか。資格には色々あります。レンジャー記章、降下章、ダイバー章、飛行士章等々。
ここでは、そのうちよくミリフォトで見かける降下章とレンジャー章を解説いたします。


僕がわかりやすく作り直した大尉の野戦服です。番号を振ってみました。①番は最初に解説した階級章、②は兵科章です。歩兵科の物を付けています。

【③:レンジャー記章】
レンジャー記章は、レンジャー訓練を終えた兵士に支給され、多くは右胸に着けます。右胸の、ネームテープ(僕の服はまだネームテープを作ってないので貼ってませんが、右胸ポケットの上辺に沿うように付けます)の上に着けます。
タハーン・プラーン等の陸軍関係の部隊だけでなく、国境警備警察等でも一部着用が確認できました。



【④:降下章】
降下章は、空挺降下訓練を終えた兵士に支給され、多くは左胸に着けます。降下の回数?で資格のランクが決まっており、通常降下記章・上級降下記章・最上級降下記章(英語ではBasic/Senior/Master)があります。

パラシュートに柏葉・星は最上級の物です。星だけの場合上級、何もない場合は通常です。

こちらは常勤服用の物ですが、陸軍用の上級降下記章です。

また、例外として、

国王警護のウィングもあります。正直これはどういった内容の訓練なのか見当もつかないです・・・。

さて、今回はこんなところにしたいと思います。ほかに知りたいパッチ等ありましたら、リクエストください。知っていれば、解説します。