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Posted by ミリタリーブログ at

2014年07月07日

Royal Thai Police Bible Part1


みなさんこんばんは。若干私生活が立て込んでまして、記事を書くのが遅くなってしまいました。Vショーで何名様かイカさんのところで警察の制服を買った方がいらっしゃったと思いますので、余計なお世話かもしれませんが徽章類の内容、つける位置等をアドバイスさせていただきます。今日は、下士官がよくつけてるものの紹介です。

【下士官って?】
簡単に言えば、「三等巡査から巡査部長まで」のことを言います。
若者(大卒を含まない。これは後述します)が警察になりたいと考えた時、公務員試験を受けます。試験に合格すると、数か月訓練を受けることになるのですが、それに合格すると三等巡査の階級章をもらえます。それを左腕に着けるのがタイ警察の慣習です。下士官は警察庁大臣に任命されます。

【階級章】


僕はまだ二等巡査の物しか持ってません。僕が今着ている警察制服に最初からついてたものですので、ちょっと型が古いですw
逆シェブロンが1本の物が三等巡査、3本の物が一等巡査です。これはバッジタイプで、安全ピンで左腕の上腕部に止めます。

固定位置参考写真です。

巡査の上は普通に考えて巡査長ですね。巡査長からは肩につける肩章タイプとなります。

こちらが巡査長の物。肩エポーレットの大体下から2cmくらいのところに固定します。


交差した剣の肩章が巡査部長の物になります。写真は、巡査長、巡査部長の固定位置参考写真です。

【所属章】
そういえば参考写真の襟にひし形の徽章がついているのに気づきましたか?
これは、所属する区域を洗わす所属徽章なのですが、残念ながら僕はタイ語がまだ読めないのでどこどこと言えません・・・^^;

首都警察のとりわけ本部勤務?の警官は、警察紋章の襟章をつけているようです。


・・・とここまで所属章の話をしてきましたが、ハッキリこうですと言えないのが悔しいところです。また確定情報が得られましたら、お伝えしたいと思います。

【資格章】
下士官の場合、資格章は全くないことも多いですが、近年では胸にかなりの資格章がついている場合もあります。ここでは、よくついている物を紹介します。

降下章

下士官の降下章は金属・塗装の物です。下士官は警察人生を下士官で終えることも多いので、このまま格上げされない場合もあります。後述しますが、左胸ポケットの上の略綬の上に着けます。
年齢が高めの巡査部長さんが付けていることがおおいですね。

射撃章

銀色の連板章とは別に、下士官はこの星型射撃章を胸に着けることがあるようです。右胸ネームタグの上に着けます。

反乱鎮圧章

よくこれはライフル射撃章だと勘違いされることがあるようですが、これは反乱鎮圧章という訓練章です。一か月の都市部訓練、二か月の森林部訓練を経て獲得できるようです。僕が勘違いしてるだけで、ライフル射撃章だよ?って方がいらっしゃいましたら、是非ソースも添えてご教授いただければと思います。

付ける順番ですが、タイ王国では小さい物は上に着ける癖がありますので、今日紹介した物だけで組むならば降下章は左胸、そのほかは右胸ネームタグの上に上から射撃章・反乱鎮圧章の順で着けます。

【略綬】
いわゆるリボンバー、左胸に着けるカラフルな板のことです。タイの物は、板に布を貼って糸で刺繍がしてあるものになります。士官用になると少しラグジュアリー感が増します。

ある程度まとまって任官されるためか、みんな同じ略綬を付けていることがあります。王室関係の行事記念リボンが多いですが、それにまとまった人数で参加するから、ということでしょうか。
ちなみに、過去記事ですが略綬の内容を説明した記事があります。文章が稚拙すぎて恥ずかしいのですが、後でなおしておきますw
略綬の記事

付ける位置は左胸のポケットすぐ上です。

さて、以上がとりあえずタイポリ解説のパート1になります。これ手に入れたけど何?とかこれ買ったけどどこに着けるの?とかありましたらコメントにお寄せください。
  

Posted by みむ  at 10:59┣Thailand  └Police