スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  
Posted by ミリタリーブログ at

2014年04月05日

RTBPP "PARU" and "Naraesuan 261"


 こんばんは。まず、お詫びです。先日上げた記事にいくつか誤りがありました。
 まず、肩章と袖章の違いについてです。肩章とは、肩のエポーレットに着ける物、もしくはエポーレットに通す物です。少し考えればわかるのですが、どうやら何を思ったのか、僕は上腕部に着ける袖章を肩章と呼んでいたようです。かわいいミスで済めばよいのですが、これから小冊子にして配るみたいなことを考えているだけに、見過ごすことができないミスでした。申し訳ありませんでした。
 それから、M16A2のカービンとM16A1のカービンについてです。先日上げたタハーンプラーンの写真に写っていたM16A1カービンをM16A2カービンと呼んでおりました。既に訂正をしてありますが、これについても大変申し訳なかったと思います。

 さて気を取り直して、今日はタイ王国警察庁 国境警備警察 航空支援部隊 通称PARUを紹介します。やたら長い名前ですが、正式名称がそれってだけですので気にしないでください。

【組織】
 そもそも国境警察(以下、BPP)はタイ王国国家警察庁の一部ではありますが、実際に作戦行動に移る際には大きな実行権限と独立性を持っています。また、BPPの指揮官は多くの場合陸軍関係者であることが多いようです。
 BPPは1950年ごろ、米国CIAの支援を受けて正立しました。その経緯には、パオ将軍という方がかかわっているようですが、Wikipediaでその人のことを読んだ感じでは汚職としか思えない文章でしたので、ここで紹介することは控えます。

 BPPは、全国的に数百個の32名構成の小隊を展開しています。有事には、反乱鎮圧・国境警備の任務を請け負います。そのうち、総務部や特殊訓練部等があるなか、航空支援部という部が存在しており、それがPARUです。

 PARUとは、Police Aerial Reinforcement Unitの略です。直訳では警察航空援軍部隊となります。装備はかなり近代的な軽歩兵装備で、教練にはグリーンベレーのアドバイザーがかかわっています。正直、装備面だけ見ると相当タクティコーです。中にはマグプルのパーツを組み込んだM4を使う隊員もいるほどですw

【装備】

冒頭の写真はM16A2のカービン、こちらの写真ではわかりにくいですがM4を使っています。
5月16日追記 上で訂正しておきながらさっそく間違えているので、おそらく何らかの頭の病気に・・・w M16A1のカービンでございます。失礼いたしました・・・

わかりやすくM4が写ってる写真がありました。どこかで見たような黒いベストを装着しております。

M16A1、HK33が写っております。タイでは定番ですね。

BPP-PARUの装備は、基本的にはタイガーストライプ迷彩です。BPPの活動服がモスグリーン?なのに対して、とても特徴的ですね。

 更に、PARUの第3連隊には、ナレースワン261という特殊部隊があります。凶悪事件の解決、タイ王室等の要人警護、海外からの要人警護、対国際テロ作戦等、難しい任務を請け負うことがある部隊です。ドイツのGSG-9をモデルに設立した部隊で、海外特殊部隊とも積極的に合同訓練を行い、技術をタイに持ち帰っています。中でも、イスラエルで訓練をしてきた写真を持ち合わせています。
 
奥に、タイの3色旗とイスラエルの旗が立っています。

IDFのOD戦闘服でしょうか。借り物でしょう。

【微章】
残念ですが、僕はPARUの微章はまだ持ち合わせていないのです。よって、BPPの微章を紹介します。

こちら、袖章です。右上腕部に着けることが多いようです。

このようなパターンもあるようですが、どの部隊が付けているかはハッキリしてません。

この部隊が付けているようですが、何の部隊かはハッキリしてません。宿題とさせてください。

いかがだったでしょうか、PARUとナレースワン261を紹介しました。
タイガーストライプに黒いベストで代用が聞くので難易度が低めではないでしょうか。何しろかっこいいので、いつかはやってみたいですね。