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Posted by ミリタリーブログ at

2016年08月11日

National Cadet Corps in Singapore

タイには、士官学校予科という制度があります。
一口で言ってしまえば、士官学校に入る前に陸軍士官としての基礎?を叩き込む高校のようなところらしいです。
日本の自衛隊にもありますよね、高等工科学校という制度が。

実は、それに値するシンガポールの学生制度、NCCの迷彩服が手に入りましたので、軽くですが紹介いたします。
正確には、士官候補生青年部、という感じなのですが、National Cadet Corpsという組織です。
ざっと調べただけなのですが、


シンガポールリーフを現役で使っているようです。
NCCと刺繍の入った肩章をエポレットに通しています。識能バッジのようなものもしっかり制定されており、学生の意欲を向上させるような制度もあるようですね。
この識能バッジ、結構いろいろあるようで、
safncc01
safncc02
陸・海・空の所属章から、オリエンテーリング章、カヤック章、NAPFA(と呼ばれる体力テストらしいです)章なんかもあるようです。
中でも、NAPFA章なんかは、「俺、ゴールド取っちゃったぜすげえだろ」と興奮気味に自慢する学生のページもありました。

僕が手に入れたものですが、

こういうやつ。識能バッジは記念に外してしまったのかしら?
階級章の上にHUA YIと書いてありますね。これがなんのことなのか、調べてみました。

すると、NCCの組織図というか、どのようにして学生が集まってきて編成されているのかなんとなくですがわかりました。
調べると、どの学生も階級章の上に固有名詞(もしくは固有名詞+SS)の刺繍をいれているのがわかりました。
これは、NCCに補充される学生を取る学校の名前が入るようです。
HUA YIとは、シンガポールに実在する中学校の名前です。正式名称をHUA YI Secondary schoolといいます。
ここに、Greenridgeという刺繍が入っていれば「Greenridge Secondary school」から来た学生だというわけです。ちなみに、グリンリッジ中学も本当にある学校です。

さて、本題に戻りますと、この服の持ち主WU君は、
「HUA YI中学出身、陸軍所属、この服に袖を通していた時の最終階級は3等軍曹」ということが分かりましたね。
識能バッジも機会あれば手に入れてみたいものです。僕が袖を通すには年を取りすぎましたが、せめて華やかに飾ってやりたいですよね。

ちなみに、

陸デジを着ている学生の写真もありました。
切り替わってるのかもしれません。

  

Posted by みむ  at 01:34Singapore

2016年08月11日

Royal thai navy Special Force

タイ王国に存在する「謎の装備品」は数知れずあります。
中には、「これタイのらしいよ」と出てきたもので、本当にタイなのかわからないものもあります。
ずいぶん前の話でしたが、焼き鳥先輩がカザフスタンにも中東系にもないような、チョコチップ迷彩の服を見つけてきたことがありました。
それが、実はタイの海軍系の特殊部隊で使用されていた迷彩だと知ったのはその数か月後なのですが、このように本当にタイのか・・・?と思っていてもちゃんとタイのだったとあとで知るケースが多いわけです。

んで、その話題の海軍特殊部隊の服を手に入れましたのでご紹介いたします。

帽子だけは前から持ってました。合わせて撮影しましたが、状態の違いがひどいですね・・・

この部隊ですが、SEALsでもMarineの1stReconでもないようです。

雑誌の1ページのようです。焼き鳥先輩が持ってた写真です。
膝をまげ、かかとをお尻にぶつけるように走る走り方は、タイ軍が式典などでやる走り方ですが、この写真でもそれをやっているように見えます。
白手袋を付けていることからも、なんらかの式の最中であることがうかがえます。
袖のまくり方は陸軍式のようですが、これについては不鮮明。
ベレーは確か焼き鳥先輩が持ってたような気がしますが、八角帽の使用例はいまだ見つかってません。

この部隊については、部隊章が

これであること(2枚目の写真、右上にもうつってます)、この独特な迷彩を使っていること、現在は別の部隊になっているか、改編されたかで、どうやら存在しないらしいということしかわかってません。
さすが特殊部隊。謎多き部隊ですね。