2015年03月24日

就職前にタイへ行った話②


HTMSメークロンの前で大きさを表現するみむ。

今回は、前回の続きです。おそらくこの記事で、このブログはながーい休みに入ります。今まで見てくださった方、どうもありがとうございます。しばし、お待ちくださいませ。

冒頭は、もと海軍所属艦HTMSメークロンです。名前のモデルは、タイ東部に流れるメコン川。タイではRを発音しないことがありますので、メークロンはメーコン、と聞こえます。
※訂正追記
変な勘違いをしていました。名前のモデルはタイ西部に流れるメークロン川でした。失礼しました。
しかもRを発音しないとか言っておいてメークロンのスペルはMAEKLONG。ミスです、失礼しましたー^^;



タイの「物を大事にする精神」は見習いたいものがあります。例を挙げますと、

こんだけふるーいガトリング砲も未だに展示品として残って(発射機構はさすがに溶接されています)いますし、

日本から買った副砲(なんと明治44年製!!)も残っています!

HTMSメークロンは日本の浦賀で作られた船ですので、日本から買った兵器も結構ありました。もちろん、艦載兵器だけではなく牽引砲等もありました。所謂「アームストロング砲」もまだ健在でした。

そして、タイ海軍にはほかにも日本で生まれた艦が所属しておりました。
海防戦艦スリ・アユタヤ、トンブリは今は残っていませんが、トンブリだけは艦橋などが残っています。両艦は日本の神戸・川崎造船所で作られた艦です。
また、艦これをやってる人はご存知かとは思いますが、まるゆのお姉さんなのでは?と言われている潜水艦でマッチャーヌという潜水艦の艦橋と機銃が残っています。マッチャーヌも日本の三菱重工神戸造船所で作られていました。

でかい。中には潜望鏡機構はまだ生きているそうなんですが、一般公開はされていないようです。


メークロンに積んでるのと同じ?魚雷発射管です。乗っても怒られないみたいなので、乗って写真撮ってもらいました。乗る物なのかな・・・w
んで、これに込める魚雷はこちら

でけぇ!!こんなのが火薬満載で結構なスピードで突撃してくるわけですもんね・・・そりゃファランクスとかできるわけだ・・・。


さて、メインのメークロンに乗船しましょう。
MPがお出迎えです。こんなお人形でも胸の徽章に目が逝ってしまうのはマニアの性というやつでしょうかw

乗船と言っても、完全に海岸の土台に埋まってしまっており、どうぞご自由にお入りください状態。


お邪魔します。日本から来ました、今までよく頑張りましたね。

チャリで来た じゃないですけど、チャリ用ヘルメットかぶった地元のガキンチョか海軍人の子供かは知りませんが、子供が走り回っててゆっくりお眠りくださいって空気ではありませんでしたw
なんというか、よく船は女性に例えられますが、隠居したおばあちゃんって印象がありました。


煙突です。
ちなみになんですが、みむが初めて乗った軍艦、タイのメークロンですw
海上自衛隊の解放日や米軍のウェルカムデー?などに行ったことはないので、実に幸せな初体験であると言えますw


煙突後部に据えられた対空機銃です。庭園に展示してある同じ機銃は色々と機構が死んでいましたが、この機銃に関しては調整具が全部ライブでした。向こうからアメリカの艦爆が飛んでくるぞー!!ってな具合で遊ぶことができますが、老朽化して死んでしまう未来も来るのでしょうか。


後部マスト。


第一砲塔です。でかい。


第二砲塔です。ライフリングエロいです。日本で作られたんだから当たり前ですが、日本製です。


証拠です。重量3236瓲 〇六号(判読できず) 日本製鉄所 四十五口径 十二糎砲 と書いてあるのがかろうじて読めますね。


艦橋内、舵です。操舵室の中は、羅針盤がたくさんありました。艦これでは最強の敵とされる羅針盤ですが、船乗りにとっては無くてはならないものですね。

メインマスト及び艦橋上部の見張り台です。探照灯や電探が設置してあります。練習艦としてですが、1990年台まで使われた船なので、ちょこちょこ近代化改修はしたようです。


探照灯です。ブラインドの開閉機構は生きていました。この探照灯は一番上の物ではありませんが、この時点でかなりの高さがあり、下に向けて構えるとまるで夜間の救助作戦補助をしているような気分になります。
尚、この探照灯は後年切り替えが進んだのか、U.S.Navyとの表記があります。


一部の魚雷発射管には、このようなプレートがありました。全部に貼ってあったらしいですが、タイ海軍が再塗装の際にうっかり上から重ねて塗ってしまったようですw
渡邊鉄工所・・・九州飛行機のことでしょうか、だとしたらなんというか「タイにいながら日本の歴史に触れている」ような感覚になります。


艦内の写真はあまり撮影しなかったのですが、士官船室の写真です。棚にも意匠を凝らした彫り物が。


室内保全は行き届いてるわけではなさそうですが、さすが士官用、立派です。2名で使うんですね。


爆雷投射機です。K砲でしょうか、Y砲なんでしょうか。一応両側に一機ずつ確認しました。


爆雷敷設装置です。トゲトゲしてます。さすが、もと沿岸警備艦だったこともあり、重武装です。
いままで紹介したほかにも、水偵を一機積むこともでき、クレーンで海上に降ろしたあと飛び立つこともできるそうですが、もうメークロンの上にはいませんでした。どこかにあるんでしょうか?


第四砲塔の閉鎖機です。垂直機構ではなく、水平機構で、なんと動かすことができました。くっそ重たいですけど。


船首にはガルーダが。


ガルーダの上にはお祓いの花が。信心深いタイですから、兵器にもかならずお祈りがあります。海自の艦にもかならず航海中の安全祈願の神棚があるそうですね。


今は本来の役目は終えてますが、錨です。船上から撮ってますが、まぁでかい。


カッターです。メークロンには4隻積んでました。


一人だけ、海軍の兵隊さんがいました。写真を頼むと、快諾してくれました!


全景です。師匠とも話してましたが、船筋が西洋のそれではないですよね。日本の駆逐艦の縮小版のようなシルエットなのは、日本で作られているからでしょう。


この海軍博物館は、兵器展示庭園、練習艦メークロン、資料館、プラ・チュラロムクロン海防要塞、食堂(シーフードがおいしいらしい)でセットでして、要塞にも入れます。
海防砲がそのまま残っておりました!でかい。


なんと砲弾がその辺にゴロンと置いてありました。でかい。重い。一人で運用する者ではありませんが、絶対一人じゃ持ち上がりませんよこんなのw


海兵隊の兵士がいました。後ろにはMP。眼福です。


海軍博物館の様子は以上になります。もし時間あれば、バンコク市内で撮った写真やちょこちょこした写真等を上げるだけの記事を書くかもしれません。

ではしばし。


追記
この記事を書くに当たり、艦これ同人誌を一冊参考にいたしました。
さばーい出版様の「Gift」です。
とても貴重な資料であり、内容も充実した素敵な書籍だと思います、機会あれば是非ご一読くださいますと幸いでございます。
代表のぱぃろ様に深く尊敬と感謝の念を表したいと思います。ありがとうございました。

「Gift ―タイに嫁いだ海防戦艦姉妹のおはなし―」
↑とらのあなWebsite、該当のページへリンクしております。







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