2014年04月03日
Royal Thai Navy SEALs
皆さんこんにちは。先日の偵察部隊の記事、いかがでしたか?やってみたくなりました?w
今回は、同じ海軍の組織でありながらどの部隊をも凌駕する実力を持つタイ王国海軍特殊部隊、通称SEALsを紹介いたします。
「ハァ?SEALs?U.S.NavySEALsの間違いじゃないか?」
そんな声が聞こえてくるようです。いえいえ、タイにもあるんですよ、SEALsという組織が。
【組織】
1952年~53年、国防省はアメリカの潜水破壊部隊をモデルとした潜水破壊部隊を創立する事を閣議決定しました(細かいいきさつは調べれば日本語のページ出てくるんでそっち見てください)。
正式に設立されたのは1956年です。
任務は、偵察・破壊・特殊作戦・強襲等、特殊部隊らしいことをします(こんな乱暴な紹介でいいのか・・・)。そのほか、隣国国境の緊張が高まってきた場合、偵察行動をするという任務もあり、これは実績があります。
実績とは、ラオスの共産主義勢力、パテートラーオとの紛争が起こった際、偵察行動に駆り出されたのがその例です。
アメリカSEALsの地獄の入隊試験、BUDsを見たことがあるでしょうか。ニコニコ動画に確かドキュメンタリー番組が上がっていたと思うので、見たい方はそちらを参照してください。タイにも地獄の入隊試験があり、ヘル・ウィークもそのまま採用されるなど、アメリカをモデルとしたことがわかります。ただし、アメリカの訓練よりはるかに暴力的であり、ヘル・ウィーク後の人数は志願者の30%にまで減らされるそうです。
ウソだろこれ
と思ったのはボクだけではないと思いますが、これが実態です。氷のプールに沈められ、長時間を耐え抜かねばならないという訓練があるようです。絶対服従を磨き、ひどい環境を耐え抜く訓練です。
辛そうです。
【装備】
隊員が、上官(大尉)に握手をしていますが、背中にM16A2があります。
冒頭の写真ではG36Cを装備しています。
こちらの写真では、右奥の隊員のHK23Eが確認できます。左手前の兵士はG36K(おそらく輸出用G36KV)にグレネードランチャーを付けています。タイ軍はほんとH&K社好きだな・・・
こちらの写真、最初はリーコンかと思ったのですが、右奥の兵士の胸にSEALs記章がついております。さぁ、僕もこの記事を書くにあたって調べながらめっちゃびっくりしたんですが、これPSG-1でしょうか?w
銃に詳しくないのですが、対物ライフルのようです。
ほとんど現用ではないかと思われる写真を数枚入手しました。黒いアーマーを着用しているようです。また、ホロサイトにブースターを付けるなど、アメリカナイズされた装備が多いようです。
黒いカーボンヘルメットも目立ちます。M4A1にM203という隊員もいました。
【微章】
3パターンのSEALs記章を手に入れました。上から、カラード、フラッグだけカラード、サブデュードです。
これを、迷彩服の場合は左胸、常勤服の場合は左胸リボンの上に着けるのが決まりのようですが、右胸ネームタグの上に着けている兵士も見るので正確なルールはわかりません。
もう一つ、肩章も手に入れたのですが、写真を撮っていないので後日追加いたします。
海軍の花形SEALs、いかがだったでしょうか。特殊部隊故、色々限界がありましたので、やや乱暴な紹介になってしまいました。タイ語さえ読めれば・・・