2012年05月08日

迷彩効果と制作物(訂正アリ)

みなさんこんばんは。
先ほど打っていた文章、かなりいいところまで続いていたのに突然スレイプ○ルが落ちまして、実は二度目です。

さて、くさくさしてても始まらないので二度目の文章を撃ちたいと思います。あー手が疲れるなぁ。

今日は、サバゲ用に作った物の紹介と、迷彩効果に関する小話を一つ、したいと思います。
まず、作ったものですが、これはなんていうんですかね、ギリ―カバーとでも表現しておきましょうか。
迷彩効果と制作物(訂正アリ)
ライフルカバーと、メットカバー二種類作成しました。作成費は、糸に200円くらい、ウッドランドパンツ2本に2000円ほどですね。ただ、制作時間は3日ほどかかりました。遅くまで起きてたものだから親に怒られましたw

さてそれでは、迷彩に関する話をしていきましょうか。
いろんなところで解説されている話ではありますが、書籍を色々読んだりした結果、まとまった解説を写真を色々と張りまして、例を紹介しながら説明しますので、よろしければご覧になってください。
さてここで、突然ではありますが、敵から隠れるために、カモフラージュということの基本について、箇条書きで説明してみたいと思います。

①背景に溶け込む
まず、あなたが隠れているところの後ろを見てください。足元を見てください。周囲を、ぐるりと見回してみてください。
はたして、その風景を一枚の絵画だとしたときに、一色の絵の具で描かれていましたか?
答えは、NOのはず。
砂漠にせよ、雪原にせよ、決して一色ではないのです。
簡単な例として、ウッドランド迷彩を上げてみましょう。
迷彩効果と制作物(訂正アリ)
タイ軍をやってますのでタイ軍の兵士画像で考えてみますと、森林は遠目にみても一色ではないということがわかっていただけると思います。
まず、基本色である緑色も決して一色ではないことに気づくでしょう。そして、影になっている部分は黒に近い。また、木肌は濃い茶色、地面は薄茶色。これら、約5色をバランスよく、また森林の見た目に近いようにブレンドしたものがリーフ迷彩だったり、ウッドランド系の迷彩柄になっているのです。
写実系の迷彩柄なんてものもあります。ベトナム戦争時に多くみられるミッチェルパターンなんてのもいい例かもしれません。
風景は決して一色ではない、これが基本です。OD色のBDUを批判しているわけではありませんが、現代に生き、サバゲを有利に楽しみたい皆様の参考になれば、と思います。
迷彩効果と制作物(訂正アリ)迷彩効果と制作物(訂正アリ)
上の写真は自衛隊の白色衣。一色で構成されてます。下は、ロシア軍の雪原戦闘服です。草木・地肌を意識した斑点が柄になっています。

②動きに不自然さを見せない
某動画サイトに上がっている、米軍のスナイパー養成訓練の動画で、とあるテストに不合格になってしまった生徒がおりました。
不合格の原因は、草を不自然に揺らしてしまったため。
草が風に揺れるときは、ゆらゆらと横にゆれます。倒れるほどの風が吹いてない限りは、基本草は立っていることになります。
しかし、その生徒は草を踏み倒し、足を外した時に草をバネのように戻してしまったのです。当然、そんな動きを自然にする草はありません(食虫植物に関しては知らんw)。
サバゲーマーのみなさんも、動きに気を使ってみるのもいいかもしれません。
また、隠れる・時期を待つという点では動かずにじっとしているのも手でしょう。
迷彩効果と制作物(訂正アリ)
スリランカの兵士です。バラキューダ(偽装網)を身にまとい、じっと伏せる姿はもはや地面と同化しているレベルです。

③人の気配を感じさせない
人の気配にも、種類は色々あります。第6感に関しては個人の知るところではありませんが、5感の中には、気を付けることができる物もあります。
まずは、音。音の出るものを身に着けてはいませんか?感づかれる音としては、金属音が一番にあがるでしょうか。
グレネードの模型を携帯している人は、ピンに気を使ってみましょう。有名な戦争映画、ブラックホークダウンで、デルタの隊員(だったかな?)がグレネードのピンを本体にビニールテープでくくっているシーンがありました。音が出ないようにするためです。ベトナム戦争くらいには使われてた手法だそうで、ゴムで音が出ないように気を遣ったりします。
5/8訂正。
グレネードのピンと安全レバーをテープでまとめるのは、別のパーツ、安全クリップを外し、運搬するときに、安全ピンにひっかけないためだと、ご指摘がありました。この場を借りて、お詫びとさせていただきます。申し訳ありませんでした。

あとは、ドッグタグ。こんなものを身に着けてサバゲーしてる人も珍しいとは思いますが、ドッグタグ用のサイレンサー(ゴムの輪っか)なんかがあるようです。
また、サバゲーマーの優劣を決める多弾マグも音がなりますが、こればかりは・・・。
一応、分解し、BB弾が入るボックスに両面テープを張り付けるという方法もあるようですが、技術の無い人はノーマルマグにするかあきらめるかするしかないでしょう。僕は、ノマグ派。
次に気を使える点は、視覚です。
スコープのレンズフラッシュやイルミネーションスコープなどは、結構それでバレることもあるようです。夜戦でのイルミネーションサイトは目立つそうな。
また、顔を何らかの方法で隠すというものもあります。森林中、肌の色はぼんやり目立ちます。普段見慣れてるだけあって、複雑な森林中でもぱっと見分けることができるんですな。
迷彩効果と制作物(訂正アリ)
フェイスペイントは相当気合いいれないとやりずらいですよねw
迷彩効果と制作物(訂正アリ)
極端な例ではありますが、バラクラバで覆ってしまうというのも手です。肌色が黒になるだけで、大分違います。
と、ここまで書いてて気づいたのですが、そもそもフルフェイスマスクで覆ってしまえばいいのでは・・・?


はい、気を取り直して続きを行きましょうww

④シルエットを消す
これが、今回説明したかったこと、そして制作したものの本質にかかわることです。
体のシルエットは、実は一番わかりやすい特徴だったりします。
特に、頭部。人間の頭というのは、丸い物ですから、どうしてもわかりやすくなってしまうのです。
いくら迷彩の色がついていても、球状の物はわかりやすいです。
迷彩効果と制作物(訂正アリ)
ロシア軍の写真です。頭部がくっきり浮いているのがわかるでしょうか。
頭部の輪郭は、しっかりボケさせたほうがいいのだろうと、最近思います。そこで、こいつはいいぜ!と感じたものがこちら。
迷彩効果と制作物(訂正アリ)
イスラエル国防軍で採用されている、ミツネフェットというものです。ヘルメットカバーに使われるものですが、ふわふわと広がって輪郭を見事に隠しています。傍らに岩が見えますが、見ようによってはミツネフェットも岩に見えますね。

まぁ、ミツネフェットを紹介したところでIDFをやる予定もありませんので、しょうがないっちゃしょうがないのですが^^;
そこで、冒頭の写真。あのギリ―ヘルメットカバーをつくったわけです。
被ったところ、ただでさえでかい僕の頭が二倍くらいの大きさになりました。中身はPASGT型ヘルメットです。素材は、レプリカの100円メットカバー。柄はウッドランドでした。
要領を得てしまえば結構とんとんと縫い付け作業が進みますので、みなさんも試してみてはいかがでしょうか。シルエットを隠すという意味では、成功したと思います。

あとは、サバゲーに投入してどうなるか、ですね。



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Posted by みむ  at 01:47 │Production