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Posted by ミリタリーブログ at

2014年04月15日

Royal Thai Police Officer Part2


 みなさんこんばんは。今日もクソ真面目に大好きな警察の記事を書いております。最近、いろんな人に言われます。最近のお前のブログ、ネタ成分が減ってつまんねえなと。やかましいわ!w

 さて、今日は先日お伝えしました国家警察庁の部局のうち、犯罪抑制支援部門のほうをお伝えします。ついでに言うと、前回の記事は犯罪抑制実行部門です。

【組織】
支援部門では、内部に7つの部局が存在します。大きな物は国家警察中央捜査本部局ですね。
・国家警察中央捜査本部局
  ・犯罪取り締まり局
  ・国道警察局(ハイウェイポリスとしても知られています)
  ・鉄道警察局 
  ・観光警察本部(冒頭の写真はここの隊員です。ツーリストポリスとしても知られています。)
  ・水上警察局
  ・天然資源・環境犯罪取締部(調べたところ、森林警備隊とは別組織の様子です)
  ・人身売買取締部
  ・経済犯罪取締部
  ・王室不経済取締部
  ・消費者保護関連犯罪取締部
  ・科学技術犯罪取締部
・麻薬取締警察局
・公安警察局
・入国管理事務所
  いわゆるイミグレーションポリスです。タイに行って一番最初に見る軍事組織になるかもしれません。というのは、僕は空軍の憲兵科を先に  見てしまったからですw
・国境警備警察局
  何度もご紹介してますが、BPPのことですね。準軍事行動の出来る高度な部局となっております。
・鑑識事務所
  実はタイの鑑識事務所は日本と大きく関係があります。その理由は後述。
・情報技術・通信局
  近年重要になりつつある部署です。

さぁ、ややこしいですが、これが犯罪抑制支援部門の組織です。

タイの鑑識についてなんですが、実はタイの鑑識技術向上を図ったのは日本人なのです。タイに渡った鑑識捜査官という本が出ていますが、戸島警察大佐という人物がおりまして、指紋の技術等の技術向上に貢献したそうです。しかも、たった一人でやってのけたことだというから驚きですね。日本人として誇りに思います。

【装備】
 装備に関しては一般の警官とあまり変わりません。

ツーリストポリスです。タイで面倒事に巻き込まれたら、1155番に電話しましょう。特別番号で、各国言語で対応して頂けるそうです。


一般的な警察と違い、やや緑色の服を着ているのは、天然資源・環境犯罪取締部の隊員。大自然に囲まれるタイならではの部門ですね。


都市部で活動するバイクマンとは大きく違うヘルメットをかぶっています。タイにもトールウェイがありますからね。


高速に出ないときの装備です。こう見ると、ベレーはみんな黒でも帽章は各部署で違うようです。


水の多いタイには、水上警察局があります。カッターをもっているようです。

全ての部局をカバーするのは非常に骨が折れます。全部上げても仕方ないので、今回はこのくらいにしておきましょう。
残念ながら微章は国境警備警察の物しかありません。ほとんどすでに紹介してしまってますw

それから森林警備隊についてですが、どうも警察に所属する組織ではないようです。だからどこなんだよ?と聞かれてもまだハッキリわかってないのでお答えできませんが、

この写真の隊員、胸についているウィングが陸軍士官学校のウィングのようです。ほかの写真では陸軍人が後ろに写っている物がありますので、軍の組織もしくは他の省庁の組織という説が今のところ有力です。